2024.06.08 横浜スタジアム
横浜DeNA 3 - 5 ソフトバンク
オースティンが一時同点となる3ランで東の敗けを消す
もはや敗色濃厚の8回裏。
相手のエラーが絡んでもらったノーアウト1,2塁のチャンス。
バッターはオースティン。
もしもこの試合勝つならば、ここで一発、そういう場面だった。
狙いは初球、それも多くの方の共通認識だったでしょう。
そしてその初球がやや高めの真ん中へスーっと入ってきたところ、オースティンは逃しませんでした。
乾いた打球音とともに打球がセンター方向へ高く舞い上がり、そのままバックスクリーンの左へ飛び込む起死回生の同点3ラン。
土壇場ともいえる8回裏に、まさかの同点劇。
そこまで奮闘しながら3失点していた東の敗けを消し、東のハマスタ連勝記録は継続。
チームに勇気を与える一発となりました。
今日はオースティンは6回にも二塁打を放っており、打率は.300丁度。
まさに打線の核となっています。
明日以降、とにかくオースティンの前にどれだけランナーを置けるか、そこに執着してもらいたい。
森原がまさかの乱調、残したランナーを支配下登録されたばかりの背番号109、ディアスが登板して火消し
2点ビハインドとなった9回表、一死1,2塁のピンチを残したまま森原が降板。
代りにマウンドに上がったのは、支配下登録され、すぐに一軍に呼ばれた大型左腕のディアス。
送りバントが難しい場所に転がるも気迫で一つアウトにして、二死2,3塁。
迎えるバッターは今日3安打と乗りに乗っている柳町。
強いストレートで2つストライクを取り、最後は落差の大きい変化球でハーフスイングによる空振三振。
初登板を見事なピッチングで火消しに成功しました。
ベンチへ戻る際、ドンっと自分の左胸を叩いた姿が印象的でした。
チームは残念ながら敗けましたが、明日以降のブルペンの救世主となって欲しい。
東で落として4連敗、明日は初先発の石田裕太郎を援護して勝つぞ！
強敵ソフトバンクに対して本拠地で2連敗。
合計4連敗で借金は6まで膨らみました。
攻撃がオースティン頼みではありますが、得点するならどんな形でも良いと腹くくり、誰が打者でも送りバントを指示するなど徹底した野球をしてもらいたい。
その上で、明日はドラフト5位ルーキーの石田裕太郎が初登板初先発。
ファームの映像をいくつか見ましたが、スリークォーターから繰り出す強いストレートには魅力があります。
こういう新顔の活躍が今のベイスターズには必要だ。