2024.05.14 富山

横浜DeNA 1 - 2 巨人


先発のケイが上々の立ち上がりを見せるも2回に岸田に2ランをくらい2失点。

その後はストレートとスライダー、チェンジアップを織り交ぜて巨人打線を翻弄。

打線は初回、2回とチャンスを逃しますが、5回にヒットで出た森敬斗を三塁まで進めて蝦名のタイムリーで1点。

1点を争う好ゲームはお互い次の1点が入らず。

結局1点届かないまま9イニングが終了、連敗で借金は3に膨れました。


一発に泣くケイ、粘投で6回2失点

先発のケイは6回2失点と好投するも、2回に打たれた岸田の2ランが重くのしかかりました。
ストレートの強さは申し分なく、スライダーを織り交ぜ、右打者にはチェンジアップを効果的に使用。
ただ、この2回は先頭の5番坂本をヒットで出塁させ、6番長野を打ち取ったところで少し安心してしまったか。
特に長野にはレフトポール際へホームラン性の当たりを打たれるなど、少し甘い高さにストレートが行っていた中で最後は変化球で空振三振に。
総じて高めに来ていたのが気にはなっていました。
そして岸田には初球がボールとなり、2球目を簡単にストライクを取りに行ったところを狙われた格好となりました。
痛恨の2ランホームラン。
このところチームは相手に先制を許してばかり。
何とか味方が点を取るまでは失点は避けたいところでしたが、早々に追う展開にしてしまいましたね。
その後は気力も充実させて6回まで投げ切りました。
味方のエラーで負荷がかかった場面もありましたが、展開によっては7イニングも行けた内容だと思います。
チームを勝ちに導くピッチングをするためにも、次回登板では早いイニングでの失点を防いでいきたいですね。

打線が機能せずに最少得点

打線は初回に二死から宮﨑が二塁打でチャンスを作るも牧が凡退。
2回は先頭の筒香が四球で出塁すると佐野がヒットで続き1,2塁としますが、山本、森と凡退して二死(森の打撃は三遊間深いとところのゴロで惜しかった)。
チャンスが潰えたかに見えましたがケイが四球を選んで二死満塁。
ここで1番蝦名が左中間へ飛ばしますがレフト長野の守備範囲で無得点。
立ち上がりに制球が不安定だった相手先発の山崎を崩すことが出来ず、逆に調子に乗せてしまいました。
5回に森敬斗がヒットで出てチャンスを作り蝦名のタイムリーで1点返しました。
今日は5番筒香が2四球、佐野が2安打、山本が犠打1つ、森敬斗は1安打でその他の打席も内容は良い状態。
5番以降が試合を動かす力があるように見えました。
今日、5番に入った筒香にヒットはありませんでしたが、無死から2つの四球を選んでいます。
やはり相手は勝手に意識しているんでしょう。
筒香はまだまだ打席数は少ないですが、この試合前の時点で出塁率は.350で今日の試合でまた上がりました。
勝負所でのホームランも手伝い長打率も高くOPSはこの試合の前まで1.128。
今の打線は上位打線で出塁が出来ない状態。
牧の状態が悪いこともあり、今日はことごとく5番筒香の前で打線が途切れました。
ファームではオースティンが調子を上げてきていて、週末には一軍合流の模様。
どのようなスタメンを組むのか分かりませんが、固定観念は捨ててフラットに考える必要はありそうです。
個人的には脚があって調子の良さそうな森を上位に上げ、出塁率の高い筒香はやはり打順を上げたいところ。
機能不全となっている打線をどのように組み替えるか、注目したいです。