2024.05.03 マツダスタジアム

横浜DeNA 2 - 0 広島


初回に一死2,3塁のチャンスから牧の内野ゴロの間に蝦名がホームインして1点先制。

2回には渋いヒットが3本続いて無死満塁となり、東が凡退した後に桑原がセンターへの犠牲フライを打ち上げて1点追加。

この試合、得点シーンは上記の2点のみ。

東がストライク先行のピッチングを継続して8回途中まで無失点。

8回は一死2,3塁という一打同点のピンチを伊勢が松山、野間と打ち取ってピンチ脱出。

最後は森原がサクっと広島打線を牛耳ってゲームセット。

東が3勝目、チームは3連勝となりました。


東が7回1/3を105球、7安打無失点で3勝目

 

チームは序盤に2点を先行するも、その後は立ち直った相手先発のアドゥワの前に抑えられ、広島投手時に対して3回から7回まで一人のランナーも出せない苦しい展開に。

2点勝っているからこそイニングが深まっていくほど嫌な予感は増幅していくゲームでした。

しかし今日の東はストレート、変化球共に低めに制球してスコアボードに0を刻みました。

私の目には特にカーブの曲がり幅がいつもより多きく、左打者に対しては背中方向からグイっとストライクゾーンへ曲げてくる球でカウントを取れていました。

また、右打者に対してもカーブとスライダーを食い込ませるように投げて翻弄。

安定的なピッチングを続けられました。

ただ、7回に二死から二連打されるなど、やや東の球威と制球が甘くなってきたことを感じさせましたが、三浦監督は代打を送らずに8回も東続投。

その8回は先頭から二連打され、秋山に送りバントを決められて一死2,3塁のピンチに。

ここで三浦監督が交代を告げました。

このピンチを伊勢が凌いだことで東の勝ち星は担保されましたが、いやいやヒヤヒヤする場面でしたね。

8回の先頭の二保には変化球で翻弄して簡単に2ストライクと追い込むも、膝元に食い込ませたスライダーを巧く当てられてライト前へ。

続く代打の左打者、宇草に対して、こちらも簡単に2ストライクと追い込みますが、3つ目のストライクを取りに行った球が高目に浮いてレフト前へ運ばれました。

このシーンでは少し集中力を欠いてしまったかもしれません。

球数は100球を超えた辺りでしたので、まだ実力と実績を考えればこのタイミングで踏ん張れない投手ではないはずですので、ここから徐々にスタミナ面も含めて状態を上げていけると思っています。

3勝目。

エース対決が多い金曜日の登板が続いている中では上々の数字ですし、敗けもついていません。

東にはこのままエースとしてチームを支えてもらいましょう。

 

それにしても眩しい試合だった?

今日は高いフライが打ちあがると要注意。
放送席からもそういう会話が頻繁に出てくるほど、晴天に恵まれた祭日でした。
私はテレビ観戦していたわけですが、テレビを通しても眩しく感じました。
打者が打った瞬間、打球がどこに飛んだが分からないシーンも多く、ちょっと観戦しにくかったですね。
守っている方は相当のものだったかもしれません。
明日からは気温も上がってくるという予報。
先発投手のスタミナ面は球数だけで判断してはいけませんね。
その辺りの踏ん切りも勝負に影響を与えるかもしれません。