このブログは筒香嘉智のベイスターズに入団とともに始まり、ルーキーイヤーである2010年シーズンから彼の成長と共に綴ってきたブログでもありました。


当時の監督である尾花氏が、高卒ドラ1を最初から二軍で教育する方針を打ち出していましたが、合同自主トレで彼の打棒を見た時に急遽一軍キャンプに連れていくことにしたのを覚えています。


結局ルーキーイヤーは二軍を主戦場とすることになり、二軍の試合で25本塁打しイースタン・リーグのホームラン王に。

その年の最終盤に一軍に呼ばれ一発を放ち、希代の長距離砲としての第一歩を歩みだしました。


その後、期待されながら伸び悩んだ時期は長かったものの、2015年シーズンで24本塁打放つと、2016年は44本塁打でホームラン王になり、チーム初のCS進出に貢献。

更に2017年は筒香、ロペス、宮崎の三者連続ホームランでサヨナラ勝ちという偉業、3位に入るとCSを勝ち抜いて日本シリーズへ進出。

王者ソフトバンクを苦しめました。

2019年シーズン、チームを2位に導き、初の本拠地CS開催にこぎつけますが、阪神に破れてCS敗退。

その敗退した試合当日に、筒香のメジャー挑戦が球団より発表されました。


あれから5年…

筒香はメジャー挑戦の旅を終え、次の仕事場を日本に移すことを決断。


連日に渡って筒香争奪戦という文字がネット上を踊り、本日4月16日の2時25分に球団よりベイスターズと契約合意したことが正式発表されました。


筒香の次なる挑戦はベイスターズのリーグ優勝、そして日本一。

いや、それはあくまでも過程の1つ。

筒香の本当の挑戦は日本野球界の発展にあります。


ベイスターズが筒香に託したのはベイスターズを上昇球団、本当に強いチーム、そしてそれを産み出す球団としてのスキーム作りだと私は思っています。

更にこの先には日本野球界に健全で確固たる強い組織作りと人材育成があるのではないでしょうか。


筒香のメジャー挑戦はそのためのプロセスの1つ。

真の成果はこれから見れるものと信じています。

彼の旅はまだまだ続きます。

筒香嘉智、新章開幕です。


※本日の試合のブログは明日の朝に更新予定でとさせてください。