2024.04.03 京セラドーム
横浜DeNA 2 - 5 阪神
オースティンに待望の今シーズン第一号が出て始まった試合。
2回には石上のタイムリーも飛び出し、幸先よく2点を先行。
濱口も立ち上がりから内野ゴロと三振を奪って試合を作って行きました。
打線は相手先発の伊藤から追加点が奪えない中、濱口が4回に1失点、そして6回に痛恨の逆転ホームランを許してノックアウト。
試合は阪神が終盤にも加点。
終わってみれば完敗、終盤に防戦一方となる癖は改めていきたい。
濱口が粘れずに痛恨の逆転2ラン
立ち上がりからストレートにチェンジアップを混ぜて内野ゴロと三振でアウトカウントを積み重ねていました。
スピードも150弱というところで勝負出来ており、荒れるような雰囲気もなかったので、今日の濱口は期待できるかもと思わせる立ち上がりでした。
実際、3回までは連続で三者凡退。
問題の二回り目をどうするか。
そう思っていると先頭の近本にヒットされ嫌な雰囲気が。
ところが、近本が仕掛けた盗塁を山本が刺して一死。
これで落ち着きを取り戻すかと思われましたが、2番中野からなんと3連打で1点を失い、尚もピンチが続く。
そのピンチは何とか凌いで1失点で切り抜けましたが、あまりの豹変ぶり。
正直濱口はここで代えた方がいいかなと思いました。
ところが続投した5回は下位打線を相手に三者凡退。
これで持ち直したと誰もが思いました。
しかし、6回。
悪夢が。
先頭の近本を四球で出塁を許します。
この四球がこの試合初めての四球。
すると2番中野が送りバントで一死二塁。
ここでバントは有難いと思っていましたが、3番森下にチェンジアップをフルスイングされ、特大のレフトへのホームラン。
逆転2ランホームランとなりノックアウト。
この回はかなり変化球が増えていましたね。
森下に許したホームランは立て続けに変化球を投げてカウント2-1となり、狙い球を絞りやすくしたところで、チェンジアップが内側に落ちてくるような軌道になってしまいました。
もはやホームランしか狙っていないような完璧なスイングで特大アーチ。
しかし、やはり先頭の近本の四球は痛かったですね。
メンタルに差があるのか
昨日の試合もそうですし、この日の試合も序盤に先制するも、終盤は防戦一方という形になります。
阪神は昨年日本一になったチーム。
やはり戦い方を知っているというか、メンタルの維持が出来ているのに対し、ベイスターズはどうしても終盤に集中力が欠けてしまうように見えます。
これは今年に始まった事ではないのですが、優勝を目指すチームであればやはりそこは逞しくなって欲しい。
また、チームとしても、1試合の中で様々な流れが動いていく中で、順応して戦術も変化させなくてはなりません。
日々の試合を糧にして、日々進化を続けてもらいたい。
次の日は今日よりも強くなったベイスターズを見たいです。