2024.03.30 横浜スタジアム
横浜DeNA 6 - 1 広島
初回に度会が頭部死球を受けるという波乱の幕開けとなりましたが、その度会はその後4安打でホームラン1本と大暴れ。
先発の平良が6回終了までヒットを許さないということで、にわかにファンの心が平常心を失い始めた頃の7回表の先頭野間にしぶとくレフト前へ運ばれノーノーは逃します。
打線は先発の平良を含めて先発全員安打の14安打で6得点。
平良は9回2アウトまで行きましたが1点取られたところで降板するも徳山が締めてゲームセット。
開幕2連勝を飾りました。
平良が打たせてバックが守る、6回まで無安打無失点が続く
立ち上がりから制球力抜群の平良が広島打線を翻弄しました。
広島打線が捉えたと思った打球は野手の守備範囲に飛び、バックも華麗な守りを連発したのは平良の投球テンポと制球力の良さが守りやすさを演出したことも大きな要因。
昨日同様広島打線は積極的に攻めてきましたが、低め中心にスライダー、シンカーと左右に振って、時折高めのストレートで遊んだりと自由自在。
6回終了時までノーヒット。
7回先頭の野間に打たれたレフト前ヒットも詰まらせてはいましたが、狙った高目ストレートを打たれた結果ですので仕方がありせん。
球数も非常に少なく、マダックスも射程圏内の状態で9回のマウンドに上がりますが、先頭の小園にヒットされると3本のヒットを集められて1失点。
2アウトまでいっていただけに無念。
球数以上に9イニングを投げ続けるのはやはりスタミナが必要。
それでも完全に勝ち試合を演出したのも平良だったと思います。
次回以降の登板も期待しましょう。
徳山が初登板、良いところで送り出した
快調だった平良が9回につかまって失点。
二死ながらランナーが二人置いた状態で三浦監督はマウンドを徳山に預けました。
これがプロ初登板。
対戦する打者は坂倉。
うっかり3ランホームランでも出ようものなら楽勝ムードがたちまち様相が変わるシーンでもありましたが、初登板ということで制球を乱すようなことがあると更に厳しい状況となることも考えられる場面。
しかし、徳山は初球の150キロのストレートがやや抜けて1ボールとなった2球目に変化球で確実にストライクを取ったところに落ち着きを感じました。
最後はワンバウンドするフォークボールで三振に斬ってゲームセット。
初登板がある程度のピンチで一つのアウト、それもゲームの最後のアウトを取れたことは大きい。
良い場面に送り出すことが出来たと思います。
三浦監督も後ろの候補の一人として考えているんでしょう。
度会大暴れ!チームは14安打
度会が初回に頭部死球を受けることでスタジアムは騒然としましたね。
幸い、大事には至らずプレー続行。
4安打、1ホームラン。
この日のホームランは4回裏に迎えた第三打席。
スコアは4-0とリードしての展開。
先頭の平良がヒットで出塁したことで、あまり平良を走らせたり滑り込ませたくないシーン。
そこで度会が広島3番手の大道の速いストレートをジャストミート。
ライトスタンドへ閃光のような打球が突き刺ささりました。
打っあと、一塁ベースへ向かいながら人差し指を天に向ける大物ぶり。
なんと二日連続のお立ち台で大パフォーマンス。
とんでもないルーキーだ。。。
その度会の大暴れもあってチームは14安打。
先発全員安打。
ただ、得点は6点というのはちょっと寂しいですね。
今日は度会が盗塁を決めましたが、進めるところは進めるという徹底をもう一度確認しておく必要があるかと思います。
3連勝のチャンス
開幕2連勝。
それはつまり3連勝のチャンスがあるという事。
現在広島と対峙して流れはベイスターズにあるように見えます。
広島は必ず戦力を充実させてくるチームですので、勝てる試合は確実に取りに行きたい。
3戦目は大貫が先発。
まずはしっかり守ってロースコアの競り合いを勝ち切るイメージで戦いたい。