オープン戦
2024.03.15 横浜スタジアム
横浜DeNA 0 - 3 東北楽天
先発した東が5回にピッチャーライナーを右手首付近に受け、負傷交代という事態に。
苦悶の表情を浮かべた様子から、多くのファンが心配する事態になりましたが、幸いなことに診断結果は打撲。
次回の登板も予定通り、開幕投手も現在のところは予定通り務めるとのこと。
大田、柴田が故障離脱、牧、山本が体調不良になるなど、ここへ来てバタバタし始めている中でしたので、余計に心配でしたが大事に至らず何よりでした。
そのメンタルとフィジカルに脱帽
東は打球を受けた直後、実に落ち着いたプレーで一つのアウトを取りました。
場面は一死2,3塁。
本番に向けてこうしたピンチでどのように対処するかもオープン戦での確認事項。
ここで迎えた9番田中は東の変化球にタイミングを外されながらバットコントロール。
捉えた打球は、強烈ではないものの、ライナー性。
体に向かってきた打球に対し、東は必死に捕球を試みましたが右手首へ直撃。
この後です。
体勢を大きく崩しそうになったところを、
右足でしっかりマウンドを踏みつけ、強靭な足腰で体制を立て直しました。
自身付近に落ちた打球を冷静に拾い上げ、しっかり三塁ランナーを目で制し、打者走者を一塁でアウトに。
この後、グラブを外して苦悶の表情を浮かべることになります。
このプレーは見事。
体勢を崩しそうなところを支えた足腰に驚愕。
そしてその後の落ち着いたプレーで得点を許さない。
エースとしてフィジカルとメンタルが噛み合っているところを魅せてくれたと思います。
開幕投手、頼みます。
最速156キロの剛腕へ変貌、3年目の徳山
7回に登板した徳山が各所で話題に。
150キロ中盤を常に計測するストレートは迫力十分。
最速は156キロを計測。
そして打者が完全に振り遅れている様子から、かなり球の質も良さそう。
140キロ台のスピリット系も効果的。
この変化球がどれだけ決まるかどうかで、彼の成績は左右思想ですね。
しかし、このストレートは凄まじい。
頼もしいピースが出てきてくれました。