オープン戦

2024.03.06 横浜スタジアム

横浜DeNA 5- 0 千葉ロッテ

3月にもかかわらず、凍てつくような風が肌を突き刺す厳しい寒さに見舞われた横浜スタジアム。

それでも結果を求められる選手は結果を出さなければなりません。

ベイスターズ先発の小園は4イニングをランナーを背負い続けながらなんとか無失点。

2番手の中川颯は4イニングをたったの48球で無失点におさえる快投、こちらは開幕ローテ内定であろう内容。

打撃はオースティンにタイムリーが出たことは好材料ですが、何度もランナーを出してチャンスを作るもホームベースが遠い状態。

終盤に伊藤光が3ランを放ちチームは快勝の形となりましたが、そろそろ戦略、戦術の成果を見たくはなる内容でした。


三浦監督が絶賛!中川颯が開幕ローテへまた近づく



4イニングを託され、2安打無失点。

球数はたったの48球。

本人は「寒かったので打たせることを意識した」と後にコメントしていましたが、まさにそのコメント通り。

高低左右に前後加えた自在のピッチングで開幕ローテへ前進。

次の登板では少し打たれておいたほうが良いのではないかと思うくらいです。

私の中ではローテ当確。

引き続き、調整をしていってもらえればと思います。


小園、依然として厳しい内容

先発の小園は4イニングを68球、4安打無失点。

初回からストレート中心というテーマが伝わる内容で、ある程度の結果は示せました。

ストレートの球速は140台後半でしたが、ある程度の威力は感じました。

ただ、やはりコントロールが全体的に高く、逆球ばかりで配球が出来ていたとは言えない苦しいピッチングでもありました。

課題は制球力ですね。

低めに決まった時のストレートは角度と威力を感じますので、そこへ自由自在に投げられるかどうか。

同期の深沢の精度高いピッチングに比べると大分差がつけられたなと言わざるを得ません。

貴重なオープン戦のイニングを与えてもらっているのは首脳陣の期待の高さ。

殻を破ることができるか、期待しましょう。