練習試合

2024.02.15 宜野湾

横浜DeNA 2 - 4 日本ハム


体外試合の2戦目の相手は日本ハム。

両軍とも若手や育成を中心に組んだオーダーでしたが、ベイスターズの先発はソフトバンクから移籍の森唯斗が注目されました。

日本ハムた打線が若いかうんとからどんどん振ってきていて難しい調整となりましたが、うまくまとめて2回を1安打無失点と上々の内容となりました。

ベイスターズ打線に少し元気がなく、試合は2-4で敗退。

もう少し全体的に元気のあるところを見たいところ。

 

ドラ2ルーキー松本凌人が対外試合デビュー、変則フォームからの強いストレートを魅せる

 

7回からマウンドに上がったのはドラフト2位ルーキーの松本でした。

変則右腕からの強いストレートがセールスポイントの1つ。

結果は1イニングを打者4人、22球、1安打無失点でした。

私の目には「魅力」と「課題」の両面が色濃く出ていたように映りました。

 

魅力は投げるボールそのもの。

ストレートは基本的には動く系ながら強く、特に左打者に対してアウトハイで空振りが取れることを証明しました。

その他、スライダー、シンカー、など変化球を含めて、質は一軍レベルにいると思います。

 

課題はやはりランナーを置いてからのピッチングでしょうか。

無走者の場合は大きなワインドアップから、独特な二段モーションから投球していましたので、「ランナーが出たところを見たいな」と思っていました。

二死から出塁を許したので、セットポジションからのピッチングを見ることができました。

ランナーはセカンドでしたので、それほどクイックに気を遣うところではありませんでしたが、やはりセットからのピッチングになるとややバランスが崩れていましたね。

コントロールを乱してボール先行になりました。

4人目の打者である水谷には11球粘られる苦心のピッチング。

フルカウントから立て続けにストレートを投げ込みましたが、ことごとくファールで逃げられていました。

 

それでも辛抱強くストライクコースで勝負して、最後は詰まらせてのショートゴロ。

このあたりの粘り強さはリリーバーに向いていると思います。

 

ピッチングフォームはよく見ると上半身を使った独特なフォーム。

 

ワインドアップから体重を前に移動。
 

 
着地した左足でグッと壁を作り、そこからは体重移動をせずにそのまま状態を捻って右腕を前に飛ばすようなイメージ。
 
まるで内野手が一塁送球するようなシルエットに見えますね。
テイクバックも小さいのでタイミングも取りづらいはず。
 
是非ベイスターズの勝ちパターンに割って入ってほしいです!