昨日、オリックスの3年連続日本シリーズ出場という結果が出て、セ・パ両リーグ共に今年のクライマックスシリーズを終えました。


パ・リーグのCSではファーストステージではロッテとソフトバンクの対戦で、その決し方は劇的でしたね。

1勝1敗で迎えた第3戦は互いに得点0で延長に突入する大投手戦。

10回表にソフトバンクが3得点して、勝負は決したかに見えましたが、なんと10回裏にロッテが4点取ってサヨナラ勝ちという、歴史的なミラクル逆転劇でした。

その勢いがあってのファイナルでしたので、オリックス側も嫌な感じがあるかなと思っていましたが、磐石な投手陣を誇るオリックスの牙城は堅牢でしたね。


セ・リーグでは阪神が3連勝でストレート勝ちをしたわけですが、その3試合全て広島が先制していながら、こちらも阪神の投手陣が試合を壊さずに進めて全て逆転勝ち。


今年はオリックスと阪神の対戦。

互いに良い投手陣を持った対戦となり、まさに今年のプロ野球と合言葉の1つ「投高打底」を表してもいますね。


さて。


その日本シリーズの前、今週の大きなイベントとしてドラフト会議があります。

ベイスターズはバウアー、今永に加えて石田の去就が注目を浴びている中ですので、恐らくは先発型の即戦力投手の指名が有力ですかね。

この辺もそのドラフトの様相が水面下で進められているであろう各選手との交渉の手応えを伺い知ることが出きるかもしれません。


しかし、ここ2年のドラフトで獲得した選手はなかなか結果が出ていない状況。

日の目を見ているのは2021年ドラフト6位の梶原、2022年ドラフト3位の林くらい。

この2年は1位指名を高校生にしたとはいえ、即戦力として期待した選手の当てが外れたと言わざるを得ません。

DeNAお得意の一本釣り戦術でドラフト1位は大学、あるいは社会人の投手を指名するのではないかと思います。


このオフ、コーチ陣の刷新が行われファームの教育も見直しが入っています。

課題だった捕手は山本が台頭したことと松尾にかける期待、そして打撃の良い上甲と契約したことから将来への道筋は見えてきました。

前述した梶原と林も来年以降は戦力として計算出来そう。


私はベイスターズの野球は1つのフェーズを終えたと思っています。 

球団は次のフェーズへ向けてどんな施策をしていくのか、注目したいと思います。