2023.06.10 京セラドーム

横浜DeNA 3 - 7 オリックス

三嶋、堪えられず

 

1点を追うベイスターズは8回に三嶋を投入。

ところが三嶋が4安打を集中され、3失点。

事実上この時点で試合が決しました。

 

このところの三嶋は起用方法が一定でなく大変だとは思いますが、ここへ来て疲れが見えます。

今日はストレートの球速は150を割り、スライダーも切れを欠いていました。

二死1,2塁。

相手打者が森という場面。

ここを抑えて無失点でベンチへ戻りたいところでしたが、2球目に投じたボールがバックネットへノーバウンドで直撃するほどすっぽ抜けるワイルドピッチ。

これで二死2,3塁となり、三浦監督が申告敬遠。

しかし、当たっている5番頓宮に低めのボールを見事に拾われ2点タイムリーとされると、続く6番小田にもタイムリーを浴びて合計3失点。

歯止めが来かずに悔しマウンドとなってしまいました。

 

もしも疲労がたまっているなどがあるならば、一度調整のための抹消をしたいところですが、森原もいない今なかなか贅沢なことも言えません。

ただ、少しこのところの三嶋のピッチングは春先のような勢いが感じられずに心配しております。

 

エラーが多すぎる!!

 

先発のガゼルマンが森に二打席連続ホームランを打たれて4失点。

ガゼルマンの変化球に森のスイングが合っていたこともありましたが、もう少し気を付けたいところでした。

 

ただ、、、、

2本目の3ラン。

これは直前に取れるはずのアウトを取れなかったことで発生したものです。

5回裏、一死1塁でゴンザレスが放ったセカンドへのライナー。

これを牧が併殺を企み、わざとショートバウントさせて捕球しようとしたところで後逸。

オールセーフとなりました。

発想は非常に良かったし、トライしたことも間違いではないと思います。

ただ!私の目には刹那の判断力が要求されるあの瞬間、最後までどのように捕球しようかを迷っていたように見えました。

二死とした後に森友哉に3ランを被弾。

実に悔いの残るプレーでした。

 

また、記録としては失点には直接繋がらなかったものの、ソトにエラーがついています。

 

さらに、記録につかないところで目立ったのは、三嶋が3失点したイニングの頓宮のセンター前へのタイムリーヒットで、この回からセンターに入っていた神里が前進して捕球しようとしたところをファンブルしました。

神里は一昨日のソフトバンク戦でも、最終回に栗原のライト前ヒットをファンブルしています。

何なら、今日の最終回の小田のセンター前へのタイムリーも危ういキャッチでした。

いずれも記録にならないエラーですが、打撃内容も含めて神里が精彩を欠いています。

 

昨日の試合でも牧、京田あたりに送球エラー。

 

あと、ソフトバンク2戦目ではソトの痛恨の送球エラー。

 

すこし多すぎです。

 

昨日は相手の派手なエラーのおかげで勝つことが出来ましたが、逆にエラーで相手に勝利を献上することもあることは当然のこと。

投手陣が踏ん張っている中、安心して投げてもらいたいと思います。

 

守備位置がコロコロ変わる立場の選手もいますが、思い切ったプレーの中でどうすればミスが少なく出来るか。

今すぐ改善するものではないですが、これから夏、秋としびれる展開を乗り越えていくために、一歩ずつ改善の道を歩んでもらいたいです。