2023.05.30 楽天モバイル
横浜DeNA 3 - 2 楽天
今永完投、ロースコアゲームの勝利を導く
先発の今永が完投で3勝目。
チームも交流戦初戦を幸先よくスタートできました。
今日の今永、立ち上がりに感じたのは「リリース時の位置がいつもよりも高い」ということ。
よく観察していると、ほんの気持ち程度だと思いますが、ステップの歩幅を狭めているように見えました。
そのことで上体がいつもよりも高く、そして肘の位置も高く、体がいつもよりも縦の回転を重視していたようです。
そのことで、低めへ非常に角度のついたストレートが投げ込まれており、また初回から右打者には積極的にチェンジアップをつかいまともなスイングをさせませんでした。
ただ、2回。
味方が1回、2回とチャンスを立て続けに逃して嫌な雰囲気なところで、高めに抜けたスライダーを浅村に打ち上げられソロホームラン。
この浅村の打席は、全体的に高く高く浮いていました。
何か理由があったのでしょうか。
その後は低めをつくピッチングを終始。
回を追うごとにストレートの強さも増してきて、いつのまにか歩幅も通常通りに戻っていたかに見えました。
打線が逆転し、更に最終回に牧のソロが出て3-1と2点差となりますが、9回のマウンドに今永が送られました。
浅村にこの日2本目となるソロを許したことは課題となりますが、逆に無駄なランナーを溜めなかったことで失点を最小限におさえられました。
完投で3勝目。
彼にとってはまだまだスタートラインという感覚でしょう。
交流戦を機に流れを変えていってもらいたいと思います。
相手のエラーを足掛かりに逆転、そしてオースティンがついにお目覚めか!
初回、2回、3回とわんさかランナーを出すも得点に至らず。
相手は一振りで1点取ってきたという、まあ完全に敗けるチームの野球をしていたのですが、4回一死から京田の打ったファーストゴロを伊藤裕季也が後逸。
ここからチャンスを拡大させて、宮﨑、牧の連続タイムリーで逆転。
則本は非常に強いストレートを投げていましたが、時折浮いてくる球をベイスターズ打線が良くとらえていたとは思います。
ただ、それでもどうにも得点に繋がらないところは見逃してはいけません。
打線の巡り、もう一度感がなおしてほしいです。
そして今日はオースティンに今シーズン初ヒットが出たかとおもったら、更に二塁打を2本。
ライト方向へ大きな当たりが出始めたところを見ると、ようやくお目覚めの時が来た模様。
しかし今日の一塁守備で傷んだソトが途中交代したのが気がかりですね。
今日もバットの振りは悪くはありませんでした。
三浦監督もソトとオースティンを同時出場というのは念願だったでしょうし・・・・。
幸先よく初戦を飾れましたので、この勢いで乗っていきたいですね。