2023.05.24 東京ドーム
横浜DeNA 0 - 1 巨人
石田、熱投も悔やまれる一発
石田、戸郷の先発で始まった一戦は息詰まる投手戦。
石田が7回6安打1失点の好投を見せれば、戸郷は5安打完封勝利。
ベイスターズ攻撃陣がまともなスイングをさせてもらないまま試合が終わってしまったという内容でした。
ただ、石田の方も非常に状態は良好。
なんせストレートが強く角度がありました。
ストライクゾーンを広く使い、ストレートで押すピッチングで最後は緩いカーブと、戸柱も配球を楽しんでいるような雰囲気さえありました。
7回投げて6安打、ただ、そのうちの1本が悔やまれる岡本のソロホームラン。
まさに石田が唯一失点したシーン、そしてこの試合両軍を通じて唯一の得点シーンがこれでした。
当たった瞬間、破裂音が鳴り響き、その瞬間誰もが確信する特大のホームラン。
この1球は今日石田が投げた100球のうち、もっとも甘い球だったと言ってもいいでしょう。
フワっと変化球が真ん中へ入ったところを思いっきりしゃくり上げられました。
それでもあれだけ完璧に打たれては、悔いということも無いのでしょうかね。
昨日、最終回にもリリーフの坂本がこの岡本に特大のホームランを打たれていますが、こういう結果になると例え得点差があろうともしっかり封じ込めておくことが大切と言わざるを得ません。
もう一度チームとしてこの2試合をセットで考えてもらいたいと思います。
そして、最後の3試合目がどれほど重要なゲームか、誰もが分かってはいるかと思います。
やはり戸郷は序盤に捉えねば!
前述にて、今日の戸郷は手も足も出なかったという向きで文章を書きましたが、実はそうでもない部分もありました。
3回ですね。
先頭の京田がヒットで出塁、この後の石田がバントを失敗するんですよね。。。。
まあ、相手のサードの猛チャージが功を奏したという部分はありますが。
佐野が内野ゴロも一塁ランナーの石田が二塁へ行き、二死二塁で関根。
ここで関根が粘りに粘った挙句にライト前へヒットを放ち、1,3塁。
ワイルドピッチがあり2,3塁。
そして迎えた宮﨑、レフト線のホームラン性の当たりがありましたが、これがファール。
ただ、ここも粘りに粘るも最後はサードゴロとなり無得点。
この回は戸郷は長い間マウンドに立たされていたので、総じてボールが高くなっていました。
それでもなかなか捉えきれませんでしたが、ここは一気に戸郷を落とすチャンスでもありました。
しかし、それをさせなかった相手も流石。
前回対戦も序盤が点が取れそうで取れない状態から、いつの間にかイニングが進んでいるという状態。
戸郷からは序盤のうちにいかに落とせるか。
対応してもらいたいと思います。