2023.04.19 佐賀

横浜DeNA 1 - 5 巨人

濱口、安定せず

 

初回を三者凡退で立ち上がった濱口は、2回に突如連打を浴びて2失点。

迎えた4回には岡本、丸に連続ヒットを浴びピンチを作ると、ブリンソンの一塁ゴロで岡本がホーム突入を阻止して一死。

大城を打ち取った後、吉川にレフト前へ運ばれ二塁ランナーの丸がホームを狙うも佐野の好返球で生還を阻止して三つ目のアウト。

正直、この回は大量失点してもおかしくない中で、相手の拙攻と自軍の懸命な守備があっての無失点でした。

その後はしばらく無失点が続きましたが、1点ビハインドで迎えた7回に先頭を四球で出し、続く吉川が送りバントをチラつかせる中でカウントを悪くし、半ばストライクを取りに行ったところを狙われてライトスタンドへ手痛い2ランホームラン。

7イニングは投げ切るも、終盤に反撃意欲を消失させる厳しい展開となってしまいました。

7回、8安打、4失点。

しかも4回は3本のヒットを浴びながら奇跡的な無失点だったことを考えると、とても合格点とは言えない内容。

低調な打線に苦しむ巨人が相手となれば尚更です。

 

チームの総失点44、そのうち濱口の総失点が14。

投球回数は16イニングで実にチームの総失点の1/3に迫る失点数。

他の先発投手が次々と白星を挙げる中で、濱口は3試合登板するも結果がついてきません。

内容も良いものとは言えず。

 

濱口が敗けて、その後チームは連勝するもまた濱口で敗ける。

こうなってくると本人も厳しい心中でしょう。

 

三浦監督がどういう判断を下すかは分かりませんが、週末から今永、大貫が帰還する状況にあって先発ローテーションからは一旦落とした方が良策でしょう。

一試合の中で安定感に欠く投球が続きますので、今シーズン登板した全ての内容が概ね同じと言えます。

 

私はてっきり1点ビハインドの4回表に、二死からソトがヒットで出塁し、山本が四球を勝ち取って二死1,2塁のチャンスを迎えたところで代打を送ると思っていました。

ただ、その時点で2失点ですので、後のことを考えればここは次の回を1番から始まると割り切る判断は間違いではないものの、どうも流れが悪くなっていたので、この試合何が何でも勝つということであれば、あそこは代打だったかなと思っています。

 

また、そうでなかったとしても、7回からは投手交代しても良かったかなと思います。

追う展開の中で、引っ張りすぎたかなと。

結果的に味方が1点しか取れなかった現状を考えると、無理して勝ちにいかなくて良かったということになりますが、不振に苦しむ巨人のチーム状況を考えると、今日の試合を落としたという現実は意外と痛い。

 

明日は試合がなく、金曜日からは昨シーズン大敗している広島との決戦。

今永を筆頭にもう一度巻き返しを図ってもらいたいと思います。