2023.04.12 神宮

横浜DeNA 6 - 1 ヤクルト

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2023.04.13 更新

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4-1と3点リードで迎えた7回裏のマウンド。

先発の東がマウンドに上がりました。

先頭のオスナにヒットを許して無死ランナー一塁。

ここで中村をピッチャーゴロに打ち取り、セカンドへ転送。

捕球した牧がすかさず一塁転送しようと焦ったか・・・・

まさかの落球(一旦は完全捕球とみなされアウトになるもリクエストで判定覆る)。

このことで無死1,2塁というピンチに。

 

三浦監督が我慢できずに東を諦め三嶋を投入。

タフな場面でマウンドに送られた三嶋がなんと1球もストライクが入らずにストレートの四球。

無死満塁。

 

すると、ここで更に三浦監督が動きます。

無死満塁の場面でエスコバー投入。

 

おかしい、3点勝っているはずなのに・・・。

冷静に考えて、2点あげてでも2つのアウトを取ればよい。

相手は下位打線。

冷静に行け・・・・

 

エスコバーが剛腕を振るったその初球。

ヤクルト長岡が初球から仕掛けてきたところ、完全に詰まらせてピッチャーゴロに。

エスコバーが反応良くマウンドを駆け下り、捕球してホームへトス、アウト。

捕球した山本がすかさず一塁転送、アウト!

併殺完成!

 

二死2,3塁。

迎えるバッターは代打川端。

カウント3-1と悪くするも、エスコバーは気迫で腕振り、凄い勢いのストレートを二つストライクゾーンにねじ込み、見逃三振。

 

無死満塁のピンチを無失点で切り抜けました。

 

この場面は大きかった。

 

エラーが多いぞ!

 

今シーズンのベイスターズはちょっとエラーが多い。

せっかく投手陣が充実し始めているのだから、ディフェンスに重きを置いてチーム作りをしてもらいたい。

試合がない日に調べてみたいですが、遊撃手にエラーが出ているイメージはありました。

森、林、そして昨日は京田までも。

今日は林、牧にエラーが記録されています。

守備の指標はエラーの数だけではないですが、やはりアウトだと思った打球がセーフになるのは辛い。

最優先の改善ポイントとしてほしい。

 

牧が今シーズン第1号!序盤で逆転に成功!

1点ビハインドの3回表。

佐野が出塁するも2番林との間で三振ゲッツーを食らって2アウト。

3番宮崎がめげずにヒットで出塁した後の牧の打席。

フルカウントから高めに入ってきたストレートを捉えると左中間スタンドまで届きました。

これが今シーズン第1号、おそらく打点も初でしょうか。

相手にとってもピンチの芽を摘んで無失点で終えたかと思った後の惨劇。

展開上も実に効果的な一発でした。

ただ、この後、7回にエラーすることになるので、二塁手としての守備をもう少し練習していこう。

 

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以下、追記

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昨夜、もちろん試合は最後まで見届けました。

7回裏のピンチをエスコバーが無失点で切り抜け、その直後に楠本のタイムリーヒットが出た辺りから、ビールを飲み始めまして。

試合を眺めながらゆっくり観戦、楽しい時間を過ごさせてもらいました。


1つ先の塁に走者を進めることを今後も徹底だ!そしてミスを減らせ!


先発の東が序盤はなかなか思ったようなコントロールが出来ず、フルカウントになるケースが多かったですが、許されたカウントを目一杯使いながら相手を交わしつつ、状態を微調整していたと言っていいでしょう。

3回からは見事なコントロール、そしてストレートの強さがありました。


その東が6回までヤクルトを1失点に抑えて試合を作ったことが勝利への前提となりましたね。


一方の得点シーンは以下の通り。

・3回 牧の2ラン →2点

・6回 山本のタイムリー3塁打 →1点

・7回 宮崎のソロホームラン →1点

・8回 楠本のタイムリー2塁打 →2点


この得点シーンの中で、注目したいのは6回と8回。

6回の山本のタイムリーは盗塁を成功させた関根を2塁に置いて飛び出たライトオーバー。

ただ、フェンス手前まで飛ばしたこの当たりですが、通常であればライトフライ。

しかし、関根が得点圏に進んだことと、ヤクルトは山本に大きな当たりはないと踏んで外野に極端な前進守備をさせていました。

次に8回の楠本のタイムリー、見事な当たでセンターへのライナイー性の当たりでしたが、これも定位置であればセンターライナー。

ところが、好調な山本のがヒットで出塁、二死となって佐野がヒットで繋いでからの代打楠本。

得点圏にランナーが進み、ヤクルトからすると最早1点も与えたくない終盤8回だったこともあっての前進守備でした。

楠本の当たりがセンターの頭上を越え、走者一掃の2点タイムリーに。


何が言いたいかというと、とにかく1つでも先の塁にランナーが進めば得点の可能性は広がるということです(当たり前ですが)。

得点圏にランナーが進むと、相手もポジションを変更せざるを得ない状況となり、ヒットコースも格段に増えてきます。

その意味で、6回に関根が決めた盗塁は見事。

逆に8回には京田がバント出来ずにランナーを送れませんでしたので、こういうところをチームとして徹底した意識改革をすべきですね。


前述したエラーが多いことも含め、ミスを減らすための努力はしているでしょう。