2023.04.11 神宮

横浜DeNA 3 - 6 ヤクルト

濱口、やはり通用せず、陥落。

 

今シーズン最初のヤクルト戦。

優勝という言葉を使っている以上、互角以上の戦いを演じなくてはならない相手。

ヤクルトは持ち前の打線の状態が上がらず、チーム打率は試合が始まる前までで1割6分台と不調を極めていました。

しかし強力な投手陣、チーム防御率は脅威の0.77。

もはや、1点取られた時点でほぼ敗けという投手陣が相手。

 

この試合、先発投手が役割を果たせるかどうかで勝敗が決まると言っても過言でもありません。

初回の立ち上がり、一番やってはいけないこと・・・・

二死無走者からの出塁を許し4番の2ランホームラン。

状態の上がらないとは言え、打ちよりの中途半端に高さに打ちごろのスピードで。

これはいかに村上が不調とは言え、見逃しくれるはずもなく。

特大の先制2ランを許し、いきなり万事休すという状態を作ってしまいました。

 

ただ、それでも切り替えていければ良かったのですが、今の濱口の球では不調のヤクルト打線にも通用せず、オスナ、中村に連打されてもう1失点。

初回に痛恨の3失点。

 

2回表に桑原がソロホームランを放って1点返し、まだまだいけるぞという姿勢を見せたその直後、またも連打と四球で満塁のピンチから内野ゴロで1失点。

 

そして3回、4回と持ち直すあたりも濱口ですが、それが精いっぱい。

5回に、ヒット、四球、四球で満塁となったところで三浦監督も我慢の限界。

 

4回0/3、7安打、4四球、6失点。

 

厳しい内容に。

前回登板も状態の上がらない巨人を相手にまともなピッチングが出来ず、今回もこの内容。

 

基本的に制球がままならない。

そしてストレートの球威がない。

 

低めへ制球しようとしてボール判定、少し高めに入れたところを痛打される。

慎重に行こうとすると四球を連発。

根本的なところが修正されていないのが厳しいところ。

 

週5試合が2週続きますので、一旦ファームへ行った方が良いでしょう。

 

 

この試合は143分の1ではないと私は考えていた

 

私はこのヤクルトとの初戦は単なる143分の1とは考えていませんでした。

4連勝で乗り込んできた神宮球場。

ヤクルトは互角以上の戦いをしなくてはならない相手。

去年はコテンパンにされた相手でもあります。

その試合の最初の登板に濱口を選んだところは三浦監督の心意気が感じられずに残念。

例えばこの試合は今永を突っ込むなど、この試合にかける部分を見せて欲しかったです。

 

終わったことは仕方がない。

明日は東が今年のベイスターズは違うというところを見せてくれると思います。

 

最後に大田が打ったホームランは救い

 

最終回に代打の大田がホームランを打って一矢報いました。

攻撃陣も必死の応戦をしてきましたが、2得点に抑え込まれていた中、終盤はヤクルトが繰り出す鉄壁とも言えるリリーフ陣に牛耳られていました。

そこへ最終回に大田がバックスクリーンに叩き込み1点返しました。

これがヤクルトリリー陣の今シーズン初失点だったのだとか。

 

明日、もう一度、143分の1ではない試合だと思って、強敵ヤクルトを打ち破ってくれることを期待します。