2023.04.06 横浜スタジアム
横浜DeNA 4 - 0 巨人
東が快投!関根が好走!最後は楠本が一発!
今日はとにかく様々な見どころがあって、録画した映像を永久保存版にしようか悩む勝利でした。
これぞ東というピッチング!
先発の東は立ち上がりからストレートに力があり、チェンジアップ、スライダーが効果絶大。
ただ、2回先頭の岡本にヒットを許すと、一死の後ブリンソンに左中間へ大飛球。
完全に二塁打の当たり、岡本が三塁をまわったところで本塁突入を自重しますが、バッターランナーのブリンソンがそれに気づかず三塁へ激走。
ブリンソンは2,3塁間に挟まれ、仕方がなく岡本は一か八かの本塁突入。
これをホームでアウトに。
ただ、二死三塁のピンチが続く・・・・と思ったその時。
何を勘違いしたか、ブリンソンがそのままベンチに戻ろうとベースを離れているところを、三塁転送されたボールを宮崎がキャッチしてタッチアウト。
信じられないようなダブルプレーで労せずして一瞬にチェンジとなりました。
そこから東が乗っていきました。
ストレート、チェンジアップ、スライダー、時に繊細に、時にパワフルに。
3回、4回、5回、6回、7回まで投げてスコアボードに0を刻み続けました。
結局7イニング投げて、球数は89球、打たれたヒットはたったの4本。
四死球0で8奪三振。
球数少なく、三振多く、これこそ東。
今年はやってくれそうだ。
楠本が試合を決める代打3ラン!これが今シーズン最初のヒット
7回、先頭の桑原が内野安打で出塁すると、関根が送りバントで一死二塁。
ソトが三振に倒れるも、8番山本が四球を選んで二死1,2塁。
ラストバッター東のところで代打起用されたのが楠本。
ここまでまだヒットが出ておらず、本人にも当然焦りもあったでしょう。
ただ、この打席では、気迫を見せてくれました。
3球目、甘い高さに来たボールをフルスイングと捉えると、ライトスタンドへ向かっている打球に向かって「いけ~!!」と叫びながら走る楠本。
いよいよ楠本にも開幕が訪れました。
関根、相手欺く痺れる本塁突入!
ベイスターズの先制劇は5回でした。
相手先発の横川を打ちあぐねる中、関根が四球で出塁し、ソトのショートゴロの間に二進。
二死二塁から山本がヒットで繋いで二死1,3塁のチャンスを作ると、三浦監督の采配は東に送りバント。
これは一塁ランナーを二塁に送るバントで、勝負は2,3塁にしてからの1番の佐野。
東のバントがサードの岡本の前へ。
岡本は前進してキャッチし、丁寧に一塁へ送球。
その時、岡本の背後で送球動作に入った時点で三塁ランナーの関根がロケットスタート!
一塁ベースカバーの吉川が捕球した後にすぐにバックホームするも、キャッチャーが捕球したのは関根の左足がホームをかすめた後でした。
これだから関根はやめられない!と思わせる好走塁!
スピードを生かした野球で1点をもぎ取りました。
しかも、この前の打席で、関根はレフト前への当たりを果敢に二塁を狙ってアウトになっています。
にも拘わらず、この思い切り。
素晴らしいスピリッツです。
最後のヒーローインタビューで「野球人生は有限だと思っている」とコメント。
限られた時間の中で何が出来るのか、そこを真剣に考えている、ある意味覚悟を決めた表情の関根。
今年の関根は、走攻守全てにおいて、何かをやってくれるのかもしれません。
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あと、捕手の山本も良い活躍でしたね。