2023.04.04 横浜スタジアム
横浜DeNA 0 - 9 巨人
本拠地開幕も流れ変わらずに4連敗！
濱口は初回を8球、続く2回も8回で三者凡退を続けて抜群の立ち上がりをしたように見えました。
相手先発の戸郷は初回から逆球が多く球数が要していました。
早いうちに先制したい中でなかなかランナーを進めることが出来ずにいたら、濱口が3回に7番のブリンソンに甘く入った変化球をセンターへオーバーフェンス。
すると徐々に形成が変わっていきました。
濱口は4回にも2失点、5回にも1失点と失点を重ね、逆に打線が戸郷に抑え込まれていきます。
特に4回の2失点は連打でピンチを迎えた後に大城に与えた四球が痛かった。
満塁となった所でブリンソンを追い込みながらまたも変化球を救われて2点タイムリーとされました。
今日濱口の与四球は２でしたが、そのうちの1つが勝敗を分けたと言っても良いかもしれません。
結果的に濱口は5回4失点、戸郷は6回無失点という対照的な結果に。
6回からリリーフした坂本もお約束事のように1点献上し、スコアは0-5。
こうなると打線も雑になりがちになり、スコアボードにゼロ行進。
派手なオープニングセレモニーが虚しく思える冷えた展開でゲームセット。
無残な開幕4連敗となりました。
通用しない投手陣
前述のとおり濱口は5回4失点。
全体的に甘いコースに浮く球が多かったですね。
ただ、悲しいことに今シーズン初めて先発が5回まで投げられたのはこれが初めて。
二番手にマウンドに上がった森原が強いストレートで無失点に抑える好投を見せるも、三番手が坂本は2イニングを投げてはくれれたものの、1失点して試合の流れを変えられず。
9回にマウンドに上がった三浦は連打と申告敬遠で塁を賑わせて代打梶谷にタイムリー、そしてブリンソンにこの日5安打目となる3点タイムリー二塁打でスコアは0-9に。
今日は勝ちパターンの継投が出来なかったとは言え、相手にいいように打ち砕かれての完璧な敗戦となってしまいました。
前カードまではヒットが出ていなかったブリンソンに5安打と大暴れされたのが全てではありますが、その周りの打者にもいいようにやられてしまいました。
14安打9失点。
こういう日もありますが、やはり先発が試合を作れないと防戦一方にはなりますね。
繋がらない打線
4番の牧が3安打と勘を取り戻してきた感がありましたが、3番の楠本、5番のソトが繋げず。
楠本はボール球に手を出してカウントを悪くしていますね。
ソトも狙い球が絞れていない様子で、どこか集中していない模様。
単に各打者の状態が悪いというのであれば仕方がないところですが、どうも打線全体、チーム全体の雰囲気が良くない。
流石に回を追うごとに点差が開いていくのですから、打者も集中力を欠いてしまいがちですが、最後まで得点を奪えずにゲームセット。
チーム安打数は6安打でうち3本が4番の牧というのでは繋がらなくて当然ですね。
呆然とする三浦監督、明日からどうするか
試合前、大阪で切り替えてきたから心配していないとコメントしていた三浦監督でしたが、そんなはずはありません。
胸中心配と不安だらけだったと思います。
そして今日突き付けられた4連敗という事実。
ここまで4試合、投打共に計画した通りにはいっていないはず。
試合後のインタビューも呆然とした表情でした。
さて。
ただ、長いペナントレース、大事なのは対戦が1周するまでに改善すべきところを改善して今年版のチームを仕立てていくことだと私は思っています。
繋がらない打線ということであれば、佐野、牧、宮崎を並べるのが定石かと。
ヒットの出ている京田を先頭にしてオーダーを組み直すことも視野にいれるべきかと考えます。
明日の先発は平良。
彼も長いイニングという意味で言うとなかなか難しいところですが、快投でチームを救ってほしいです。