2023.04.02 京セラドーム
横浜DeNA 2 - 6 阪神
2年連続で開幕三連敗!
2点差を追いかける展開の中、7回に三嶋、8回にエスコバーを投入して勝利への姿勢を示した三浦監督でしたが、返り討ちにされる結果に。
エスコバーは二死無走者の状態から中野に四球を与え、なんとなく嫌なイメージが湧いてくる展開に持っていってしまいました。
それでも3番に入っているのは守備固め要員の島田。
ここでエスコバーが牽制で相手を誘い出しますが、中野がそのままセカンドへスタートを切り、内野陣がそれに対応しきれずにセーフに。
得点圏となったところで岡田監督が代打原口。
エスコバーが力で捻じ伏せにいきますが、初球のストレートが強振した原口のバットに衝突。
打球はレフトスタンド上段へと落ちていく、痛恨の2ランホームランとなり、事実上ここで白旗という状況になりました。
防戦一方の中、一縷の望みも出たところだったが
去年に続いて2年連続で開幕三連敗。
試合の内容を見ても、個々の対戦で相手に分があり、常に防戦一方という状況。
今日は先発の笠原が得意のチェンジアップで相手を幻惑させることは出来ていましたが、甘いボールはことごとく痛打されてランナーを溜めてしました。
3回までで3つの四球というのも敗因。
3回3失点という内容で降板という、またしても先発が5回も持たず。
二番手の上茶谷には2イニングくらいはという願いがあったと思いますが、1イニングで32球も投げて押し出し四球で1失点の有様。
三番手の石川はストレートが走っており、2イニングを無失点に押さえたことで自軍に流れを呼びむピッチング。
7回に味方が2得点したことで一縷の望みが出てきたところでした。
四番手三嶋は相変わらず調子のよいところを見せて三者凡退。
そして五番手のエスコバーが期待に応えられず、一瞬の隙を突かれての被弾。
開幕カードにも拘わらず、先発投手が三試合連続で5イニング持たずに降板したことで、ロングリリーフに勝ちパターン継投を毎日のように繰り出し、リリーフ陣もいきなりエンジン全開。
ここは早く改善しないといけませんね。
戸柱の状態が良い!その他も調子のよい選手がいるが
今日途中出場の戸柱が2打席立って、1四球と1安打。
初戦でもヒットを放ち、見事な打席内容を送っていると思います。
調子が良いという意味でいうと佐野も非常に状態が良い。
相手のシフトの阻まれるシーンもありますが、打席ではなかなかアウトにならずに粘ります。
宮崎に関しては絶好調。
今日もあと少しでホームランというタイムリー二塁打を放っています。
桑原も気を吐き高打率を維持し、走塁と守備でチームに活気を与えてくれる存在。
そして意外にも京田も状態が良さそう。
守備では一級品でスピードもあるため、良い起用法を考えたいところ。
こうして状態の良い野手もいますが、ベイスターズあるあるでどうしても打線が線にならないのが悩み。
無死のランナーを進塁させることも出来ずというのは今年も悩まされそう。
オーダー見直しが必要か
この三連戦、相手が高いモチベーションで臨んできているところ、ベイスターズには残念ながらそうした部分は見えてきませんでした。
チームが仕上がっておらず、それぞれの選手の役割も明確になっていないようです。
選手たちにもどこか迷いがあるのでしょうか。
一日空けて横浜スタジアムでの巨人戦。
私としてはスタメンのオーダー見直しが必要と考えています。