WBCは日本の優勝で幕を閉じ、日本のファンの多くが「WBCロス」になっているとか。
まあ、私もその1人ですが。

ベイスターズのオープン戦のことなどそっちのけでWBCのことでブログをアップしてきました。

1次ラウンド4試合、準々決勝、準決勝、決勝と全7試合に勝利しての全勝優勝。
至上最強の呼び声どおり、日本代表が結果で示してくれましたね。

しかしながら、マイアミに場所を移した準決勝からは相手のレベルが突然上がりましたね。
メキシコ、アメリカとほとんどがメジャーリーガーで構成されており、スピードとパワーを持ったロマン溢れるチームでした。

その中にあって、日本は豊富な投手陣の力で勝ち抜きました。
中国戦 1失点
韓国戦 4失点
チェコ戦 2失点
オーストラリア戦 1失点
イタリア戦 3失点
メキシコ戦 5失点
アメリカ戦 2失点
全18失点(自責16)
チーム防御率は2.29を記録しました。

この大会ではメジャーのトップ選手達で組んだ強力打線同士の打撃戦が多くがみられましたが、逆に投手力の部分でタレント不足に悩まされたとも言えますね。

日本は大谷を筆頭に先発、第2先発、リリーフとすべての場所で質の高い投手を揃えていたことで、終始安定した戦いをすることが出来ました。

しかしながら、決して打線が悪かったということではなく、打線の方も素晴らしいタレントがズラリ。
なんとチーム打率は.299を記録。
チーム出塁率がは驚異の.459。
もうほとんどランナーが出ている状態ですね。
加えてチーム長打率は.502。
チームOPSが圧巻の.961。

個別の出塁率を見ると、
2番の近藤の出塁率が.500。
3番の大谷に至っては出塁率が.606。
4番の吉田が出塁率.537。

相手投手は堪らなかったでしょう。

全試合で3番に入った大谷は
打率.435
出塁率.606
長打率.739
OPS 1.345(驚)
信じられない数字を叩きだしていました。

彼はピッチャーとして3登板して2勝1セーブしていますからね。

強力な投手陣、強力な打線の中心に大谷がいたということが数字で示していました。

日本打線でもう1つ特筆したいのが、1番から5番まで、左バッターがズラリとならんだこと。
普通、右と左で調和を取りたくなるのが人間心理ですが、相手先発の利き腕がどちらであろうと、左をズラリと並べた栗山監督の割りきりは見事でした。

さて。
歓喜のWBCはこのくらいにして、心をベイスターズに戻していかなくてはなりませんね。
苦戦が続くオープン戦。
これまで書きそびれていたことも、後追いでアップしていきます。

みなさん、よろしくお願いします。