オープン戦

2023.03.17 PayPayドーム

横浜DeNA 3 - 4 ソフトバンク

 

開幕まで2週間となった金曜日のナイター。

まずは福岡に帯同できた選手はある程度開幕一軍を見込まれており、加えてこの日投げる投手は誰なのかというところも注目でした。

マウンドに上がったのは石田。

試合後の取材で三浦監督が石田の開幕投手を名言。

そんな重要な意味を持つ試合に1番ショートで起用されたのはルーキーの林というところも面白い。

今シーズン初のナイターというところもあり、雰囲気のある観戦が楽しめるかなと思いましたが、このところWBCでハイレベルな戦いを見ているだけに、やや物足りない内容というのが正直な感想でした。

相手は、少しチーム状態が上がってこないソフトバンクで、先制したのはベイスターズでしたが、先制した後に先発投手が守り切れないのもベイスターズには良くあることですね。

宮崎のソロホームランが2本ありながらチーム得点は3点止まり。

ああ、オースティンはまだ帰還できませんか?

 

開幕投手が決定した石田、球筋は非常に良かった

 

試合後に三浦監督が開幕投手は石田だと明言。

本人には意識を持って投げてもらうため、数日前に通達済だったということです。

 

その石田は5回4失点。

打たれたヒットは7本、与えた死球は2つ。

自責点は2点だけとはいえ、正直全体的には良かったとは言えない内容。

初回に先頭打者にいきなり四球を与えるところから何となく重苦しいものを発生させてしまっていました。

 

ただ、投げているストレートは球筋良く低めに決まり、カウントを取るカーブもある程度思い通りだったと思います。

石田はこの大きな曲がりのカーブでストライクが取れる時は調子が良い時だと私は思っています。

スライダーもチェンジアップも低めにコントロールは出来ていましたが、3点を奪われた5回は見事なけん制を見せながら味方のミスで挟殺できず。

その後にピンチを広げて失点を重ねてしまったことで、この試合を落とす要因を作ってしまいました。

 

オープン戦で出来すぎだとシーズン始まってもろくな事がありませんが、オープン戦最終登板になるであろう次回登板では期待感を感じさせるピッチングをお願いしたいです。