オープン戦

2023.03.15 横浜スタジアム

横浜DeNA 0- 2 阪神

打線が2安打に抑えられ、得点差以上に内容は冷えた試合でした。

先発の平良が毎回のようにランナーをため、ピンチの連続ながらも5イニングを無失点に。

ただ、やはり試合のテンポやリズムを考えると、打線が冷えきっていたのは先発した平良の球数の多さにも起因はしていると思います。

まだ、チームとして未完成の状態。

仕上がりという意味では、2週間で間に合うかどうか、不透明な状態と言わざるをえません。


 平良が苦しみながらの無失点、ランナーを出してからの制球に課題

平良は5回を投げて113球。
5安打に四球は4つを数える苦しいピッチングながら、なんとか無失点に抑えました。
三浦監督はある程度の評価を示しましたが、仕上がりという意味ではまだまだ。

ノーワインドアップから、内外の低め、特に左バッターの外角低めへのストレートとシンカーの投げわけは見事。
ストレートも145キロで力強さもありました。
ただ、ボール半個分のところで審判にストライク言ってもらえず苦労しました。

問題なのはランナーを出してから。
特に一塁ランナーを背負ってのピッチングでは、生命線であるはずの制球が乱れまくり。
逆球の連発でキャッチャーの戸柱も四苦八苦といったところ。

このランナーを出してからのピッチングについて、開幕までどう修正できるか。
いわゆるクイックの時のフィジカルの部分、そして安定的な出力を可能とするメンタルの部分の調整が必要と考えます。

それができれば、彼はエースになれます。