横浜スタジアムのマウンドに背番号18が立った
オープン戦
2023.03.11 横浜スタジアム
横浜DeNA 5 - 9 中日
通称横浜ナンバーである背番号18を継承した小園がオープン戦の先発マウンドに立ちました。
2016年、このマウンドで10失点しながらもファンの涙とともに引退していった三浦監督が投げて以来、もう6年以上も時を重ねました。

ここまで練習試合やオープン戦での登板は1イニングのみ。
その内容を見る限り、正直今年の一軍登板は難しいかなという印象をもっておりましたが、一軍レベルの野球とはどういうものなのか、それを肌で感じて自分で変化を求めてもらいたい、そんな意図があったのではないかと思います。

結果は3イニングを投げて3失点。
失点した3回表は二死無走者の状態から4本のヒットと四球を合わせて3失点。
予定されたイニングをどうにか無失点に抑えたかったところですが、二死を取った後で投げ急ぎましたかね。
一軍レベルとはこういうことなんだと思います。

低めに決まるストレートはさすがドラフト1位と言えるもの。
ただ、そこに安定感がなく、バラエティにも欠け、えげつない決め球もないというのが今の背番号18です。

高校時代はストレートで相手を圧倒してきただけに、プロでの生き方がまだ見えていない様子。
ただ、二軍で投げ続けても進化はないでしょう。

ここからはどうすれば一軍レベルで渡り合えるか、自分自身とのサバイバルになるかと思います。