日本トップチーム初出場!一塁守備でトリプルプレーを演出の牧

 
来年3月に開催されるWBCに向け、栗山監督の初采配となる日本ハムとの強化試合が行われました。
ベイスターズの牧が3番一塁で先発出場。
初回にソロホームランを放つなど、本当に牧は持っているな~と感心してみていました。
 
ただ、この試合の注目プレーは終盤8回。
5-3と2点リードで迎えた8回表の守りは、広島の森浦が打ち込まれて1点取られてなおも無死1,2塁。
ここで日本ハムは打者の上川畑が送りバントを仕掛けますが、一塁を守っていた牧が猛チャージをかけ、ちょっと小フライになった打球はノーバウンドキャッチ。
小フライとはいっても、確実にグラウンドに落ちるだろうと予想できる飛球だったため、二人のランナーは迷いなく次の塁へ走っていましたので、キャッチした牧が二塁へ、二塁ベースカバーの源田が余裕をもって一塁へ転送し、なんとトリプルプレーが完成。
牧のハッスルプレーで大ピンチを凌ぎました。
 
これは強化試合なので、このビッグプレーでピンチを凌いだと言ってチームとしては喜んではいけませんが、ベイスターズファンの私としては牧が日本代表の中にあって猛アピール出来たことは嬉しい。
 
いやはや、牧って選手はこういうところが凄い。
初めての代表選出ではありながら、決して臆さず全力プレーが出来る。
そして結果を出せる。
二塁手ながら4番として一年間チームの中心選手としてやれたのは決して伊達ではないですね。
 
 
試合結果は5-4と1点差での勝利。
日本代表の得点は初回の近藤の犠牲フライと牧のソロに加え、森友哉の2ランと村上のソロ。
4点が一発による得点ということで、攻撃の形という意味ではやや不安が残るところ。
ただ、こういう強化試合って、良い形の試合展開を見せられた記憶はありません。
ですので、特に細かいことを気にすることはないですね。
3月に向けて人選も変わってくると思いますし。
テレビで観戦できる試合は出来る限り見ていこうと思っています。