7月24日、東が二軍の試合に先発登板。
3イニングをたったの35球でまとめて2安打無失点。
三振を取る能力に長ける一方で少ない球数でイニングを消化する能力は、彼の「勝てる能力」に紐づきます。
本人談によれば、今シーズン中に一軍で投げることを目標としており、順調にいっても本稼働は来年になる見込み。
ただ、故障明けでもピッチングスタイルは彼本来のもので戻ってきてくれそうで一安心。
一歩一歩となりますが、「勝てる能力」を持った先発左腕の帰還を待ちましょう。
7月25日、濱口が二軍の試合で先発登板。
6月に左脇腹を痛めて登録抹消となっていましたが、実戦登板出来るまでに回復。
こちらは4イニングを投げて56球、1安打無失点と順調。
もちろん濱口の場合は後半戦のスタートからローテで回ってもらうことを想定しての調整が続くと思います。
なんだかんだ言って、今シーズンは濱口が軸となってくれた方が計算しやすい部分があるかと思います。
中5日で投げることも出来ますが、どうしても球数が増えてくると足がつるなどのトラブルも多い。
この日のピッチング内容を見ると三振は一つですが、その代わりに球数少なくヒットも1本だけで四死球は0。
心掛けを変えている可能性はありますね。
そして砂田がリリーフ左腕として結果を出していることもあり、石田の先発転向が決まったとのこと。
リリーフ陣もファームを含めて再編を行う模様で、二軍戦や一軍のエキシビジョンはその辺りはサバイバルを兼ねた戦いとなるでしょう。
後ろで任される左腕としてはエスコバー、そしてワンポイント的な意味合いでは砂田が筆頭。
この二人は確定。
そして櫻井も前半戦の終盤で結果を出しています。
どのようにマネジメントをしていくか、注目ですね。
先発転向が決まった石田は本人次第でしょう。
今年はリリーフとしてスタートしましたが、去年のようなパフォーマンスをすることが出来ずに苦しいシーズンとなっています。
投げているボールは切れ味が鋭いように見えるも、何故か打たれてしまう。
打たれてしまうから制球を乱す。
整えようとしてまた打たれる。
この休み期間中、先発転向となったことで彼本来の卓越したマウンドさばきを復活させることが出来るか。
これはチームにとっても大きな案件ですね。
すると先発ローテには今永、濱口、石田の3人が揃い、そこに坂本も加わってきます。
右腕としては大貫に続くのは有吉や上茶谷、ロメロあたりとなりましょうか(有吉は打撲の影響で調整遅れ)。
投手陣再編、最終的にどのような形になるのか、注目ですね!