2021.06.23 富山
横浜DeNA 2 - 4 巨人
突破力に欠けて連敗
タレントが足らなかったのか
戦術が足らなかったのか
能力が足らなかったのか
集中力や努力が足らなかったのか
6回、7回と連2イニング続で迎えた満塁機。
6回は一死満塁から牧、代打のソトと倒れて無得点。
7回は無死満塁からタイムリー化と思われた柴田のレフト前への当たりは相手の好捕に阻まれ、3番佐野の打球は三塁線を痛烈に襲いますが、ここも好捕され併殺崩れで何とか1点。
頼みの4番オースティンが空振三振に倒れて万事休す・・・。
最終回も含めて、何かと相手も隙を見せてはくれましたが、そこを突破口にチャンスを作るもあと一押しがなく敗れ去りました。
あと一押し、あと一歩・・・・・
そういうのって実は野球ではナンセンスな言葉。
相手が四球でランナーをくれますが、相手はピンチになったところで開き直り、逆にチャンスのベイスターズ側が押されてしまっている印象がありました。
そういうのって、今に始まった事ではないですね。
ただ、打線という意味で言うと機能していた伊藤光が抜け、ソトが不調でベンチスタート。
もはや打ち勝ってきた交流戦の時のベイスターズではないことを理解しなくてはいけません。
オースティンに当たりが止まっているので、得点力が下がっています。
そういう時、どうすれば良いのか、やはり考える力が必要ですね。
2番に入った柴田の状態は良さそう。
一つポイントになるかもしれません。
さて。
先発の今永は6回を投げて4失点。
2回に岡本、坂本の連続二塁打で1点、3回には丸に痛恨の2ランホームラン。
6回にも丸にソロを浴びました。
良かったか悪かったかと言えば、結果がこうなので今永クラスのピッチャーに対する評価としては”悪かった”ということになりますが、失点しても後続を断ち切ってゲームを支えられるという部分はやはり素晴らしい。
こういうところ、他の投手も意識を高くもって練習から取り組んでもらいたいです。
また、序盤は絶妙なコントロールをした球をボール判定されるケースが多く、カウントを悪くする傾向がありましたね。
2本のホームランを打たれた丸、今永は丸に良く打たれますが、おそらく今永の球道と丸のバットスイングの軌道が合うんでしょうね。
これは仕方がない部分はありますが、ホームランだけは避けるというピッチングをしなくてはなりませんね。
交流戦を開けて1勝4敗。
交流戦での貯金を吐き出しました。
元通り。
でも、今日は紙一重の試合だったと思います。
運やツキに見放された部分はあったと思います。
野球とはそういうスポーツ。
そういう中で相手よりも1点多くとらなくてはなりません。
離脱者が多くきついとは思いますが、各チーム共に条件は同じですので、冷静に対処していってもらいたいです。