2021.04.29 マツダスタジアム

横浜DeNA 5 - 3 広島

ソト、体がよじれるほどのフォロースルーでライトスタンドへ!両大砲そろい踏み!

2回表にソトの打った痛烈なライナーをショート小園が後逸し同点。

エラーではありましたが、良い感じでピッチャーと対峙出来ているなという印象は残りました。

同点で迎えた4回は先頭のオースティンが2試合連続となる特大のホームランで1点勝ち越したあと、二死無走者から宮崎が四球で出塁。

二死無走者から四球で出た後の2ランというのは相手にとって非常に嫌な展開となりますが、ソトがそれを実現してくれました。

アウトローのストレートにアジャストした打球はライトの頭上を越えてライトスタンドへ。

第2号となる貴重な2ランホームランとなり、このゲームの主導権を握ることに成功しました。

 

インパクトした直後、ソトの目線を見ると、とてもライト方向へ打とうとしているように見えません。

センター返しを意識していたんだと思いますが、おそらく自分の感覚よりも若干刺し込まれたんだと思うんです。

それでもライトスタンドへ超えていく、これがソトのあっちいむいて打法。

これはバットのヘッドが最後まで出てこないソト独特のスイング軌道に加えて天性のリストの強さがあってこそ実現する業。

これが出始めると当たり損ねの打球もヒットゾーンに落とすことが出来るようになります。

まだまだ本調子とは言えない中ですが、大分上がってきているのは確かですね。

また、現在は無理にクリーンアップに置かずとも問題が無い状態で、むしろ7番にソトがいるってのは相手にとっては脅威でしょう。

その脅威を最大限に生かすためには当然1,2番の確立は必須事項にはなりますが、オースティンも含めて打線は上向き傾向なことは間違いないです。

 

さて。

先発の濱口、6回 0/3を105球、7安打3失点という内容でしたが、リリーフ陣が何とかつないで今シーズンの1勝目を手にしました。

先発の6番目という位置づけなのであれば、今日程度のピッチングでも十分ですが、彼は開幕投手に示されたプライドがありますから当然納得はいってないでしょう。

鬼門となる初回にまたも失点・・・・。

この初回、先頭の菊池に詰まりながらのレフト前ヒットを打たれた後は、打ち取っているのにアウトにならず、ランナーが進んでいくという状態で失点となりましたので、この調子で粘り続けろと思ってテレビで見ていました。

味方が早い段階で逆転してくれたこともあり、2回以降は丁寧なピッチングでイニング消化していきましたね。

7回に先頭から3連打で突如崩れる癖は直ってませんでしたが、まあ、とにかくチームが勝ってよかった。

エスコバーが剛腕で相手をねじ伏せましたね。

ただ、、、この回、三振ゲッツーを取れたはずのプレー、倉本が嶺井からの送球をおぼしてランナーを生かしてしまいました。

こういう細かいところ、直していってもらいたいです。

 

何とか2連勝でカード勝ち越し。

まずは先発投手を中心に守りの野球。

そして早い回から得点していくための攻撃。

期待して応援していきたいと思います。