2021.04.09 横浜スタジアム
横浜DeNA 2 - 9 阪神
冷たい雨と風の中、惨憺たる濱口
先発の濱口が初回から3失点。
その内容は惨憺たるものでした。
マルテのタイムリーであっさり先制を許すと、暴投で3塁まで進塁され、大山の犠牲フライで2点目を献上。
しかし、ショーアップはここから。
二死無走者となって心機一転投げてくれるかと思ったら、6番佐藤に詰まりながらのヒットを許すと、7番梅野にストレートの四球で満塁に。
そして8番の山本にも四球を与え、押し出し。
続く9番のピッチャー藤浪を三振にとって3失点で初回を終えましたが、これ交流戦でDH制だったらどうなっていたことか・・・・。
前回登板ではある程度まとまったところを見せてくれていたので、この試合は期待していたのですが、あまりの惨劇に少々怒りを感じております。
三浦監督へのインタビューで濱口のことを
「勝ち星がない焦りもあるかと思うが、今日は内容が悪かった。」
「攻撃では走塁ミスもあり、流れがつかめなかった。」
と、やや厳しめの口調でコメントしていました。
先発ローテーションの頭数が足りていないことはよく分かっているものの、すこし立ち位置は変更したほうがいいでしょう。
大事な週末の頭のゲーム、試合が始まってすぐにこれでは野手もお客さんもまいってしまいます。
いつもの私ならば2回以降、5回まで0に押さえたところに光明を見出すコメントを書くところですが、今日はまったくそういう気持ちになりませんでした。
むしろ、私はなぜ5回でマウンドを降ろしてしまったのかに疑問を感じています。
球数95球、あと30球は投げれるでしょう。
もう2イニング、いや場合によっては3イニング投げても良かったのではないかと思っています。
大事なリリーフ投手を毎度毎度劣勢で投入するのはもう忍びないです。
さて。
しかし、それにしても、国吉は更に酷かったですね。。。。
彼はここまで早いイニングから回マタギを担当することが多く、大変な役回りにも拘わらず、ここまで地道に結果を出してきてくれたのですが、今日はあまりに打たれすぎましたね・・・・。
3点ビハインドの3回裏の攻撃。
9番濱口が四球を選び、1番の関根がヒットで出塁した後、柴田にバントをさせたシーンがありましたね。
ここは柴田、見事に1球で決めたのですが、私はここは短絡的にバントはないなと思いました。
相手もまた、ストライクが入らなくて困っている状態で、これ以上ランナーをためたくない状況の中で簡単に一つアウトを上げてしまうのはもったいない。
ここは藤浪にアウトを取る苦労をさせなくてはならなかったのではと考えています。
しかし、このあと牧が四球を選んで一死満塁となりました。
そこから4番佐野のライトフライで濱口がスタートを切らずに、三浦監督に苦言を吐かせてしまうことになりましたが、その後の宮崎も凡退してしまい、どこか今年の宮崎はチャンスに弱い一面を見せていますよね。
7回に関根の2らんで一矢報いますが、そこまで。
大事な初戦をどこか虚しい形で落としてしまいました。
明日、何とか切り替えてほしいです。