今年の石田は先発ローテで!スタミナ不足なんて言わせるな!

 
2020年の石田は先発。
そうなれば開幕ローテのイスはひとつ埋まったと考えて問題ないでしょう。
東や濱口は故障の影響も見ていかなくてはならない現状がありますので、今永の次に枠へ入るのは石田ということになりましょう。
彼は開幕投手を2度経験、しかし今思えばその2017年、2018年に状態を落としました。
 
2019年の石田は開幕当初はリリーフでスタート。
短いイニングで腕を振ることでストレートの球速は150キロ近くまで伸び、低めへの制球も精度をあげて結果を出しました。
その後チーム事情もあって先発ローテの一角で活躍。
7試合先発登板し結果を出しながらもチーム事情によりリリーフへ再転向。
と思ったらCSでは初戦でまさかの先発登板。
そんなスクランブルシーズンを過ごしながらも40試合に登板、71回と1/3を投げて4勝1敗、防御率は2.14と好成績を残しました。
 
彼のキャリアハイとなったのは2016年。
登板した試合25試合全て先発。
153イニングを投げて9勝6敗、防御率は3.12。
5月の月間MVPを獲得し、規定投球回数もクリア。
安定感の光る貴重な先発左腕でした。
 
その後の2年は開幕投手としての気負いがあったか、プライドがあったか、もしくは単なるフィジカルの問題だったかはわかりませんが、試合が作れなくなってしまいましたね。
 
エースとしてチームの看板を背負わせると石田の石田らしさが消えてしまうと思うんです。
私の理想は各カードの3戦目あたりに登場し、相手に「ここで石田が来るか、きついなー。」と思わせること。
しれっと、仕事人のような、そんな存在が似合っていると思っています。
(本人はそんなつもりはないかもしれませんが・・・)
 
ラミレス監督が「石田はスタミナが課題」と方々で語っています。
事実、2019年の先発した試合は確かに中盤辺りでつかまり始めることが多かったです。
でも、彼ってそもそもスタミナに課題ってありましたっけ???
2016年はもとより、ルーキーイヤーの2015年もヒョイヒョイと中盤を超えていたイメージがあります。
現実はしっかりと受け止める必要はありますが、必要以上にレッテルを貼る必要もないと思います。
ベイスターズは総じて先発陣の若手にスタミナ難なことから、組織として何が足りていないかを考えるべきだと思います。
 
いずれにせよ、石田は先発起用を言い渡されてかなり気合は入っているでしょう。
私も石田は先発のマウンドで躍動するほうが似合っていると思います。
必ず大きな戦力となってくれるでしょう!

 

やっぱり石田は先発ローテが似合うと思います!