気がつけば各選手の自主トレの報が続々と届くようになり、日本列島が寒気に覆われる真冬ながらも球音が聞こえる時期まであともう少し。
ついこないだシーズンが終わったかと思ったところですが、時の経つのは本当に早いですね。

ここ最近ではWindows7のOSサポートが終了したことが世間を賑わしていますが、日本国内で見ても法人・個人合わせて1390万台のWindows7機が残っているとのこと。
情報セキュリティが叫ばれ、毎日のようにセキュリティ事故が報告される昨今では由々しき事態と言えますが、私も家庭用のパソコンは先日ようやくWindows10機を買ったばかり(汗)。
しかも、メーカー取り寄せとなったのでまだ手元にありません。。。。
しばらくWindows7を使います…。
1390万台のうちの1台は私のパソコンです。。

さて、前置きが長くて失礼しました。
話を野球に戻しましょう。

今永が口にする再現性とは


今永が他球団の若手を連れて自主トレをしているとのこと。
ヤクルトの寺島、広島の高橋、ロッテの中村の3選手がそれぞれ今永の自主トレ同行を志願したとのこと。
ついこないだ期待のホープとして入団した今永も立派になったもんだと感慨を覚えます。

しかし!
何度かこのブログにも書いてますが、今永の昨年の13勝というのは全くもって不満です。
春先の無双ぶりを見ているからこそ、夏場以降にフォームのバランスを崩して勝ち星を伸ばせなかったことは悔しい。
これは言われなくても当然本人はわかっていることでしょう。
その今永が何度も口にしている言葉が「再現性」。

再現性とは科学の世界で用いられる言葉のようで、意味を調べると「実験を繰り返した時に一貫した結果が得られる程度」のことを言います。
同じ物を用い、同じ条件と同じ手順で別の人間が実験をしても安定した結果が得られるということになります。

これをそのまま今永に当てはめると、今永とまったく同じ体格と運動能力を持った投手が、同じマウンド、同じ気象条件、同じ時間等の条件で投げた場合、思ったようなスピードを狙ったコースにボールを投げられる程度、のような感じになります。

ただ、今永の言う再現性はそうではないでしょう。

今永というピッチャーが、投手としてマウンドに上がり、野球が開催できる条件下でいつでも同じフォームで同じボールが投げられることを指していると思います。

大雑把に言ってしまえば、今永の再現性はどんなときでも同じピッチングができること!ということになりますね。
条件は野球が出来る環境ということのみ。

屁理屈のような話になってしまいましたが、疲労のたまる夏場や勝負どころの秋でも春と同じスペックの今永が見せてくれるでしょう。

開幕投手はほぼ間違いない立場。
その開幕の相手は東京ドームでの巨人戦。
期待します。