2019.06.20 横浜スタジアム

横浜DeNA 4 - 8 日本ハム

投手起用が奏功せずに惜しい試合を落とす

先発の阪口が初回にいきなり2失点。

この時にセカンドのベースカバーに誰もないという連携ミスも手伝ったとは言え、少々打たれ弱いところを見せてしまいました。

残念ながら今日は1イニングで降板。

ボールが浮いたところを痛打されることが多く、1イニングで33球を要し打たれたヒットは3本、四球は1。

2失点という観点からすると実に長い間相手に攻撃をさせてしまい、試合のオープニングとしては最悪の始まり方にしてしまいましたね。

前回登板でもスピードは出ているものの、なかなか相手を打ち取れない状態でした。

ピッチングに奥行きのようなものが感じられないので、もう一度下で作ってくることになりますでしょうか。

まだまだ若いので頑張ってほしいです。

 

ところでラミレス監督はこの一戦が非常に重要だとのコメントをしていたようですが、であれば先発投手としてこの日に阪口を選択した理由がちょっとわかりません。

まあ、監督はそういうところ、コメントと起用が紐づかないことは多々ありますし、通訳の人もどこまで正しく訳しているかいまいち信用できませんので、気にしちゃいけませんが。

 

初回に2点先制されるもその裏に3点取って逆転。

同点に追い付かれた後、筒香のホームランで1点リードとなりましたが、やはり先発が1イニングで降板してしまったことは辛かったですね。

2番手国吉に始まり、決死のリレーを続けましたが、国吉、三嶋、エスコバーとそれぞれソロホームランを打たれるという展開。

ただ、国吉は突然2回からマウンドにあがって4イニング投げました。

よくぞ頑張ってくれたとしか言いようがありません。

終盤の競った展開で8回は武藤が無失点に抑えましたが、9回に赤間が4失点と大誤算。

ここまで着実に結果を出してきた赤間でしたが、今日はボールが暴れていましたね。

1点失って4-6と2点差にされた後、高めにいったボールを太田に2ランされて勝負ありという感じでした。

 

リリーフがなかなかうまく決まらなかったと見えますが、2回からリリーフをつぎこんで、勝ちパターンの投手を出すことも出来ない中では失点のリスクは付きまといます。

出すピッチャーがみんな調子がいいわけではないのですから、先発が早々に降板することの厳しさを痛感せねばなりません。

特に連戦中はこうした試合が次のカードに影響もしてきます。

 

さて。終わったことは仕方がない。

ここまで交流戦は奮闘していると言っていいわけですから、今日の事は忘れて明日からの楽天戦に集中してもらいたい!

相手はパリーグ首位のチーム。

その第一戦、まずはエース今永でどのような試合展開に持っていけるのか。

残り3試合、良い戦いを期待します!