2019.06.14 ヤフオクドーム
横浜DeNA 5 - 4 ソフトバンク
炸裂!ソトがバックアタックを決める
伏兵柴田のソロで先制しかし、無安打ピッチングしていた今永が最初に許したヒットは松田の同点ホームラン。
これから終盤に向かっていくという中で厳しさが増してきた中迎えたチャンスは一死満塁でソトが打席に。
大きなリスクとしてはひっかけての併殺でした。
ところが、外角高めに浮いて来たストレートにソトのバットが衝突!
打球はライトへ弾丸のように伸びて行き、そのままオーバーフェンス!
試合の状況を一変させる、満塁ホームランで4得点。
160キロにも迫るのではと思える千賀のストレート、そしてお化けフォークの前になかなかチャンスが作れない中、宮崎、筒香の連続ヒットとロペスの死球で得た大チャンスでした。
ここで得点出来れなければ確実に嫌な雰囲気となるところだったことも併せて、大きな大きなホームランとなりました。
これで4試合連続ホームラン。
(ただし、ヒットが全てそのホームランなのですが・・・)
そのソトが7番にいるというのは相手からするとたまらないですよね。
何がたまらないって、このホームラン、実際問題は振り遅れなんですよね。
ソトが思っているよりも早いタイミングでバットがボールに当たっているんです。
ですが、バットのヘッドが遅れて出てきているので、詰まったりしないで素直にライトに飛んでいくんですよね。
これはソトのスイングが良い時の兆候。
ここからこのスイングを続けていくと、7番打者として相手にとって脅威の打者になるでしょう。
少なくとも相手投手の神経を削るはず。
宮崎、筒香、ロペスの後に今日は6番佐野を挟んでのソト。
ここぞという場面でソトのバックアタックが決まり、なんとか苦手なヤフオクドームで勝ちを拾いました!
強振筒香!オーラと鋭いスイングが戻った!
2回に迎えた筒香の第一打席。
バットを立てて投手の方へ軽く傾ける。
この瞬間にオ?っと思った人は多かったのではないでしょうか。
背筋を伸ばしオープンスタンス。
そのバットをゆっくり後方へ持っていった時、我々が良く知る主砲筒香のシルエットを確認しました。
昨日までの大不振があったからか、ついに筒香が元の打撃フォームに戻してきました。
そして注目の第一球。
高めのストレートに対して迷うことなく鋭いスイング!!
来た。
これが筒香だ!
この筒香の大迫力スイングに千賀も何かを感じ取ったか。
かなり神経質にコースをついていき、結局フォアボール。
筒香は更に第二打席でもフォアボールを選び、第三打席でヒットを放っています。
昨日とは見違える姿に私も驚きを隠せません。
途端に表情も変わっていました。
たった一晩で突然フォームが戻っていたことにはビックリしましたが、表情やスイングまでまったく変わってしまうのは驚きですね。
ボールをしっかり観れていますし、こんなに変わるもんなのでしょうか。
やはり筒香にはこのフォームがフィットしているんでしょう。
今日の勝利は今永の好投、その後すったもんだしながら何とか最後までリードを保ったリリーフ。
柴田、ソトの一発があって何とか相手より1点上回ったという試合でしたが、この筒香が4番にドンっと存在を見せたことも大きな勝利の要素だったと思います。