2019.05.15 横浜スタジアム

横浜DeNA 8 - 2 中日

ホームラン攻勢で援護、東が苦心の6回1失点

スライド登板で先発した東は初回に先頭の京田にヒットで出塁を許し苦しい立ち上がり。

ボールが上ずってしまい、時折引っ掛かって逆球になるだど、今日も前回同様苦しいピッチングになりました。

2番大島の打席でヒットエンドラン。

変化球が高めに浮いたところを大島がうまく合わせて「やられた!!」と思いましたが、これがセンターの浅めのフライ。

スタートを切っていた京田は戻ることが出来ずにダブルプレーに仕留めました。

これは大きかったですね~

続く平田に四球を与えるも、4番ビシエドを打ち取って何とか初回を0点に抑えました。

ただ、2回に入ってもやはりボールが全体的に高く、引っかかるボールも多く苦心の投球。

3回についに捕まり、変化球を平田にうまく打たれてタイムリーを浴び、1点を失います。

4回に入っても制球にバラツキがありましたが、ある程度ストレートで押せたのと、捕手の伊藤光がうまいこと打者のタイミングを外していました。

4回裏、先頭として出塁した宮崎が筒香のライト前ヒットで痛恨の走塁ミスを犯し、チャンスが潰えたかに思えた直後、ロペスに起死回生の逆転2ランが飛び出して嫌な雰囲気を吹き飛ばしました。

このホームラン、これは相手投手の大野にとっては痛恨だったでしょう。

6回に伊藤光の満塁ホームランで横浜スタジアムが大歓声に包まれ、更に宮崎のソロホームランが飛び出してスコアを7-1として一気に試合の主導権を握りました。

5回あたりからようやく東の変化球が低めへ行くようになり、なんとか6回まで投げて1失点。

球数は95球を要し、奪った三振が2つだけという数字を見ても本来の東ではなかったのですが、悪いなりに試合を作れたとも言えると思います。

とにかくカードの頭に東で取れたのは大きい。

本人も分かっていると思いますが、制球ですね。

まだ思った通りのコントロールを発揮できていません。

ストレートの球速は出ていますすが、その球速ほどキレはなかったと思います。

しかしながら、力任せにピッチングをしている姿はなく、我慢の投球が出来たのではないかと思います。

 

満塁ホームランを打って脚光を浴びた伊藤光ですが、我慢の投球をさせたリードは巧みだったと思います。

 

先頭打者を出すのは悪

今日はベイスターズが4回、5回、6回、7回、8回と5イニング連続で先頭打者を出塁しました。

珍しいですね。。。

いつもはこういうことをやられる立場なのですが。

やはりそうなると得点チャンスは増えますし、試合全体の流れも優勢になります。

でも、これはたまたまと考えた方がいいでしょう。

それよりも、逆に相手の先頭打者を出すことは悪なんだという教訓にして欲しいです。

また攻撃陣に関しては14安打もヒットが出たにも関わらず、ホームラン3本とエラーによる8得点が実状。

ランナーを動かすなどすればもう少し点が取れたと思います。

そういう意味では8回に相手のエラーを誘った神里のセーフティーバントは評価して良いかもしれませんね。

明日の試合、引き締めて戦って欲しいと思います。