2019.04.16 ナゴヤドーム

横浜DeNA 1 - 7 中日

上茶谷がプロの洗礼を浴びて敗戦

今日も上々の立ち上がりを見せた上茶谷。

1回、2回は低めにボールが集まり、特に右打者のアウトローには細心の注意を払ってスライダーを投げ込んでいました。

ところが、3回表。

先頭の平田に浴びた特大の先制ソロホームランは、アウトローを狙ったスライダーが中に入ってしまったところをすくわれました。

ここから上茶谷のピッチングがおかしくなっていきましたね。

投げても投げても制球がうまくいかず、決め球が甘い高さに入ってタイムリーされるなど計4失点。

苦心の3回となりました。

続く4回にもヒットを集められて1失点。

4イニングで9安打5失点という内容で無念の降板となりました。

失点はしなかったですが2回にも連打を浴びるなどしており、この日は少々状態が上がってきていなかったでしょうか。

ストレートの球威もいまひとつでした。

それだけにマウンドで余裕のない表情もあり、またランナーを気にしすぎていたようにも見えます。

状態が悪いだけに神経質になってしまったのでしょう。

ただ、先発ローテーションとして投げていればこういう時ももちろんあります。

次回登板はしっかり調整してきて快投を見せてくれるでしょう!

 

打線沈黙の中で気を吐く楠本

神里が前の試合からヒットが出ておらず、変化球にもストレートにもなかなかボールにバットが当たらなくなってしまいましたね。

焦ると良くないのでどっしり構えてランナーに出ることを意識してもらいたいと思います。

2番に入った楠本が状態をあげてきていますね!

バッターボックスに入った時に力がみなぎっているように見えます。

また、唯一の得点を生み出したタイムリー内野安打では、脚のあるところも見せました。

彼は打ってから走り出すのが非常に早いのではないかと推測します。

一塁到達が早くて普通の内野ゴロでも結構間一髪になることもありますね。

まだまだこれからの選手です、存分に暴れてもらいましょう!

 

相手先発大野が良かった

ただ、これまで得点を生み出してきた下位打線の伊藤光と大和に当たりが出ずに苦しい展開になっていますね。

打率が.350以上でホームラン4本の筒香が抜けると迫力不足は否めませんし、周りの打者へのしわ寄せもいっているように見えます。

まあ、相手先発の大野のボールも良かったですね。

適度に荒れており、150キロの角度あるストレートに加えて曲がりの大きいスライダーもキレていました。

そうそうは打てないだろうなというボールを投げていました。

また、マウンド上での表情も非常に余裕があり、今シーズンの自信を感じるマウンドでの立ちまわりでしたね。

次回対戦には筒香を中心に置いて何とかリベンジして欲しい!

 

なぜ砂田が敗戦処理なのか?

上茶谷が4回までに5失点し、スコアが5-0となった時点である程度の覚悟をするのもプロ野球。

長いシーズンを考えれば無理に勝ちに行く必要はないわけですから、この敗戦をしっかりと処理するのもリリーフピッチャーの役目。

その重要な役割の一番手として笠井がマウンドに。

残念ながら1失点しますが、2イニングを投げてバトンを藤岡に渡します。

それで8回に出てきたのがなんと砂田。。。。

確かにエスコバーやパットン、三嶋などが勝ちパターンであるからそれ以外の投手がこういう場面で投げる必要はあるのですが、今シーズンは「どうして砂田を使わない?」ってくらい競ったゲームやリードしているゲームで登板してこない。

先日も大量失点した中で敗戦処理にまわっており、よもやと思ったら今日も投げている。

これ、完全に砂田を敗戦処理要員と捉えているように見えるのですが、何かあるのでしょうか。

ここは非常に疑問に感じているところです。

今後の起用に注目していきたいと思っています。

 

今日のゲームは互いの先発の結果がそのまま試合の勝敗になったと言えますね。

上茶谷が打たれて大野に押さえられた・・・

分かりやすい結果だったと思います。

前述のように大野は非常に良かったです。

明日の対戦に向けて切り替えていってもらいたいですね!

元気に戦いましょう!

 

ただ。。。

中日は強いですね・・・