2018.06.23 ナゴヤドーム
横浜DeNA 3 - 5 中日
痛恨逆転負け
1つ1つのプレーの積み重ねが勝敗に響いてきた
3-1と2点リードで迎えた6回裏。
二死1,2塁から高橋にタイムリーを許し1点差とされたところで先発の東が降板告げられました。
変わった三嶋はスライダーで福田を空振三振、、、と思いましたがワンバウンドしたスライダーを高城が後逸。
3アウトチェンジかと思われたプレーが三振振り逃げで二死満塁と場面を変える結果となってしまいました。
その直後、代打のモヤに初球のストレートを狙われ打球は左中間真っ二つ。
走者一掃となる痛恨の二塁打を打たれ、これが試合を決めました。
この振り逃げは試合を決めた振り逃げと言えるでしょう。
更に、モヤに打たれた二塁打ですが、チャンスでの代打は初球から攻撃していくのが定石。
モヤはストレートを狙っているに違いないという場面でストレートでストライクを取りに行った配球面も疑問。
しかし、高城としては三嶋のストレートを1球通しておきたかったのでしょう。
ストライクを取りに来たストレートを狙って見事に仕留めたモヤの勝ち、そう言ってもいいかもしれません。
回をさかのぼると4回、無死一塁でビシエドが打った平凡なショートゴロを弾いて出塁を許した大和。
このプレーは少々緩慢なプレーにも見え、集中力の欠如を感じました。
この後にアルモンテにタイムリーが出たのですから、このエラーも後々に効いた1つのプレー。
攻撃面でもあります。
初回、タイムリー二塁打のソトを二塁に置いて宮崎が放ったライト線への打球、判定はファールとされたことに対してリクエスト。
非常に微妙なプレーでしたが、ビデオ判定の結果、覆らず。
リクエストしたこと自体は問題ではなく、結果これでリクエスト権を1つ失ったことが響いたかもしれません。
5回に先頭の神里がヒットで出塁。
その後、盗塁を仕掛けアウトに。
ただ、このタッチプレー、私はセーフだったと見ています。
ショートの京田は余裕を持ってセカンドに入って捕球後タッチにいっていますが、神里の足にはタッチできておらずセカンドベースに見事に足が入っています。
神里はアピールするべきでしたが、仮に猛アピールしていたとして1つリクエスト権を失った状態でベンチがリクエストを慣行出来たかどうかは微妙ですよね。
状態悪い東
先発の東ですが、今日は状態が良かったようには見えませんでした。
ストレートの勢いもいつもの彼のそれではなかったですし、全体的に球が高く行くことが多く投球に角度を感じることが出来ませんでした。
それゆえ、チェンジアップで空振を取れずに苦心。
5回と2/3を投げておきながら奪った三振はたったの2。
奪三振能力の高い東がこの奪三振数ではいつも通りのペースでピッチングは出来ません。
そういう意味では悪いなりになんとか試合は作ってはいたとも言えます。
少し疲れがたまっている可能性もあり、先日打ち込まれた試合も含めて状態は落ちていると言わざるを得ません。
早く状態を戻せるかどうかもローテーションピッチャーの実力。
次回登板までにどのような修正をしてくるのか注目したいです。
ソトが大暴れ
敗戦の中で一人気を吐いたのが今日一軍復帰のソト！
4安打、1ホームラン、打点2と大暴れ！
彼は上がってきた直後は良く打ちますね。
しかし、筒香と宮崎に当たりが出ずに打線が繋がりませんでした。
筒香はガルシアに完全に崩されてしまった感がありますね。
宮崎は芯で捉えた打球が何球もありましたが、前述の通りラインギリギリのファールや外野手の好プレーに阻まれる格好となりました。
目立たないですが、相手の野手のプレーも今日の勝敗に大きく左右したと言ってもいいですね。
さて。
中日に二連敗ですか・・・・
交流戦の最終戦から数えて三連敗。
チーム状態は悪いですね。
ソトが4安打していますが、ソト一人では勝てません。
なんだかベンチに明るさがなく、ムードが悪く感じます。
チームが1つになっていないというか・・・
選手たちが何とか打破していくしかないですね。