2018.05.25 神宮
横浜DeNA 14 - 5 ヤクルト
猛打爆発
19安打14得点の猛攻で圧倒
梶谷が5安打2ホーマーの大暴れ
ベイスターズの先発は石田、相手はブキャナン。
またも開幕の顔合わせとなりましたが、とにかくベイスターズは金曜日のブキャナンにやられっぱなし。
そのことでヤクルトに分が悪く、ここまで嫌な相手として記憶されていました。
--------------------------
互いの先発がグラグラ
--------------------------
そのブキャナン。
今日は立ち上がりから球が走らず、ベイスターズが初回に2点を先制。
ところが・・・・
その裏に石田が青木に2ランを打たれてあっという間に同点に。
更に畠山にソロを打たれて3点目。
あっさりと逆転を許してしまいました。
ところが2回には下位打線の攻撃でしたが1点とって更に1番の梶谷のタイムリーで4-3と再び勝ち越します。
互いの先発がグラグラしている状態。
いったいどちらが先に落ち着くのか!?
3回に1点とられて同点に。
石田、どうにも乗りきれません。
5表はロペスのタイムリーで1点勝ち越し、更に責め立てて田中のタイムリーで6-4とし、ついにブキャナンをノックアウト!
5回投げ切らせませんでした。
しかし・・・・
またも5回裏、、、石田が二死二塁のピンチを迎えバレンティンのタイムリーで1点とられて6-5の1点差。
あと一人で5イニングというところでしたが、さすがにラミレス監督も我慢の限界。
(私はとっくに限界を超えていましたが)
ブキャナンをノックアウトした試合、負けるわけにはいきません。
5回途中にも関わらず三嶋を投入してピンチ脱出。
ここでようやく試合が落ち着き始めました。
--------------------------
梶谷が試合を決めた
--------------------------
私が仕事が帰ってリアルタイムでの観戦を開始したのが6回表の攻撃が始まる時。
一死から大和がヒットで出塁すると、梶谷の2ランホームランが飛び出して3点差に!
甘い高さに入ってきた変化球でしたが、見事にライトスタンドへ!
この一発が試合展開を大きく左右しました!
続くソトが左中間に二者連続となるホームランで続くこの回3点取ってスコアを9-5に。
既に互いの先発がマウンドを降りている中盤、その後の継投に大きな差が生まれ始める結果になりました。
ベイスターズは三嶋がイニングまたぎをあっさりこなし、7回から砂田へ。
ピンチで三上が救援に入り7回を完了。
すると8回の表。
またも梶谷がやってくれます。
--------------------------
始まりはいつも梶谷
--------------------------
先頭打者として一塁線を痛烈に破る二塁打で出塁。
そこから始まりました、2018年型マシンガン着火です!
梶谷、ソト、ロペス、筒香、宮崎と怒涛の5連打!!
この回4点を加えて完全に勝利を手中に納めました。
迎えた9回。
まだまだ梶谷ショーは続いていました。
相手の投手は中尾。
これが20試合目の登板である中尾は本来はこんな大差のゲームで出てくる投手ではありませんが、ブキャナンが早い回に降板した上、マシンガン着火劇により、敗戦処理する投手が不足。
左腕から勢いあるストレートとキレのあるスライダーで勝負する中尾のピッチングにタイミングが合わず、崩されながらファールで粘る梶谷。
しかし、外角を狙ったスライダーが内側に入ってきたところをすくい上げました!
この5本目のヒットとは、2本目となるホームラン!!
ヤクルトにとどめを刺しました。
あわやサイクル安打かと期待のかかった打席でもありましたが、打球はオーバーフェンスで4塁打に。
本人のコメントによれば「ホームランの方が嬉しい」とのこと。
しかし、その梶谷。
立派なことをやっていました。
大差がついた9回の打席。
「気持ちを切ることなく、今日出来ることを精一杯やろうと思った」
とのこと。
彼のここ数年の精神的な成長は目を見張るものがあり、特にマイクを向けられた時の態度が誰よりも大人びていると感心しています。
一昨年くらいから人間的に急成長を遂げたなと感じています。
今年の梶谷は体がキレています。
内角のボールもキュっと体を軸回転させて対応。
打席でも去年はホームベースから遠く離れて立っていましたが、今年は標準レベルの位置。
これはある程度内角をさばく自信がついてきたからではないでしょうか。
アウトコースのボールにも対応できるようになりました。
横浜のリードオフマン
横浜の看板選手
インタビュアーが梶谷を持ちあげる意味で使ったコメントですが、
本来の梶谷はそんな形容が似合う男なはずです。