2月15日、二軍が韓国のハンファと練習試合を行いました。

先発したのは、2年目の京山将弥。
3イニングを1安打無失点にまとめ、一軍ベンチ入りをアピールしました。

ラミレス監督の期待も大きく、また映像を見たファンの誰もが飛躍を確信するほどの逸材。
そして私もそのひとり。
京山のピッチングは今年のベイスターズローテーションに旋風を巻き起こすのではないかと思わせてくれます。
もしかすると、一気にローテーション争いにも加わるのではないか…
それどころか、その球筋はエースピッチャーとしての資質すら感じます。

笠井に続いて、この京山もまた横浜の秘密兵器。
いよいよそのベールを脱ぐ時が来たのではないでしょうか!

昨年、ウィンターリーグで大器の片鱗を見せました。
美しいフォームから繰り出される力強いストレートに急ブレーキがかかるかのようなカーブ、チェンジアップ。
なにより制球力が素晴らしい。
内角へのストレートを糸を通すかのようにまっすぐ投げ込み、見ているファンのにロマンを抱かせます。


可動域の広い肩甲骨が理想的なテイクバックを実現させ、肘から腕をあげていく理想的な腕の使い方。

低い重心から踏み出した左足に体重を移動させ、肘から前に出し、右腕は惚れ惚れするほどしなっています。

フォロースルーでは強靭な足腰で壁を作っています。
右腕のしなりが増長されたことが分かります。

ビシっと内角に決まった時の腕の戻し方は今永のよう。

京山の武器はこの美しく力強いピッチングフォーム。
糸を引くようなストレート、そして抜群の制球力はこのフォームから生まれています。

本人は先発としてやっていく決意。
そして、その素養は十分に持ち合わせています。

一軍での先発登板の日は近いと考えています。
一気に先発ローテに名乗りをあげ、ラミレス監督を嬉しい悲鳴でもあげさせてやれ!