2016.07.01 東京ドーム

横浜DeNA 6 - 4 巨人

劇的弾!

桑原、土壇場で逆転満塁ホームラン!

 

8回裏に逆転を許してスコアは2-4。

最後の攻撃で二死ながらなんとか満塁のチャンスを作り、バッターは桑原を迎えました。

前の打者、倉本はカミネロから死球を受けており、そのボールが曲がりの大きなカーブ。

カミネロは相変わらず155キロを超えるような剛速球を投げていましたが、変化球の制度が悪く、倉本の死球以前にも指にかかり過ぎてしまうシーンが見受けられました。

満塁というシーン。

ワイルドピッチも怖いシーンで、選択するのはストレート中心の配球。

桑原は完全に狙っていました。

カミネロの内よりの剛速球に対して、ドンピシャのタイミングでジャストミート!

打球はベイスターズファンが埋めるレフトスタンドの中に消えていき、再逆転となる逆転満塁ホームラン!

 

信じられません・・・・・

 

野球というのは本当に怖いスポーツです。

 

桑原の打率は.250台。

このところ調子を上げてきているとは言え、そうそう簡単にヒットが出るわけではありません。

ただ、いろいろな要素が重なるとその率は数字以上に物をいうことがあるのが野球。

このシーンで言えば、前の打者倉本が死球だったということ。

その死球が変化球を制球出来ていないことから起因していた。

そして状況は全ての塁をランナーが埋めている。

次の打者は一発のある梶谷。

 

で、桑原の初球はかなり高い率でストレートが来ることはあきらかでした。

 

桑原はそのストレートを狙います。

ただ、狙ったからと言ってジャストミートできるわけではありません。

読み通り来ても、この1球というころでしっかり事を成さなければチャンスは逸します。

 

桑原にとって、そしてベイスターズにとって、桑原の5打席目の1球目というのはとてつもないビッグチャンスだったと言えます。

それこそ打率や出塁率、得点圏打率なんて数字で測れない物でした。

その1球を見事に捉えた桑原。

 

この1球は借金生活から貯金生活へ転じる大きな起点となる1球だったと、シーズンが終わった時に振り替えることになるのではないでしょうか。

 

 

しかも桑原初回にも先頭打者ホームラン。

いよいよエンジン全開となってきましたね!

■繋いだ乙坂も貴重だった

9回の攻撃も先頭の宮崎がヒットで出塁するも、戸柱、石川と連続三振に倒れて2アウト。

しかし、その後、代打乙坂がライト戦へ強烈な二塁打で二死ながら2,3塁と抵抗を続けます。

乙坂は大したもんですね。

カミネロのストレートを臆することなく思いっきり引っぱたいてライト戦へ。

解説の赤星氏も言ってましたが、ちょっと高く浮いていれば、あるいはライトスタンドということもあり得た打撃でした。

先頭の宮崎にヒットを打たれた後、戸柱と石川を完全に圧倒するかのような三振に討ち取り、自信を持って投げたはずのストレート。

これを打ち砕いたことで、次の倉本への死球に繋がったかもしれませんね。

 

■8回、巨人が突破口を開いてきた

球数少なく、1失点で8回のマウンドに上がった石田。

8回を投げ切るか、場合によっては完投も視野にいれて良い状況。

無死ランナー一塁の状況で高橋監督が初球ヒットエンドランを慣行。

これが見事に決まって無死1,3塁となりました。

この絶体絶命のピンチで三上が登板。

三上は二死までこぎつけますが、満塁から村田に走者一掃のライトオーバータイムリー二塁打を打たれて3失点。

これは痛い痛い失点となりましたが、巨人側からすれば打ちあぐねた石田から突破口を開いた見事な策だったと思います。

あの場面で決断出来る。

監督とはここぞというとこでしっかり策を打てるかどうか、負け試合を勝ち試合に転じさせることが出来るか、これが大事だなと感じました。

 

 

 

今日の試合は、石田とマイコラス両投手から両軍がなかなか打てずに、進んだ試合。

一旦は巨人に持ってかれた流れ。

それを全員野球でひっくり返して勝ったゲームでした。

 

大きな試合となりましたね。

 


PS(

村田に許したライトオーバーの当たり。前進守備だったこもあり、梶谷がわずかに届かずに超えられてしまいましたが・・・・、梶谷の追い方も正直良くなかったですね・・・・。最短距離で落下地点まで行ければ捕球出来ていたかもしれません。それが心残りです。。。