4/14 甲子園
横浜DeNA 0 - 4 阪神
敵ながら凄い!
6回表に迎えたブランコとの対決。
このブランコが超のつく特大のファールをレフトポール際に放ちました。
そのボールの行方を追いながら、なんと笑顔を見せた阪神先発の藤浪。
あまりの飛距離と高さのファールに、思わずこぼれてしまったその微笑みは、決して強がりや作り笑顔ではなく、観ているこちらまでほのぼのとしてしまうほどに少年のような笑顔。
心の底から楽しんでいる感じが伝わってきました。
実況席でも話していましたが、あんなファールは打たれた経験はなかったでしょう。
その道の経験に対するワクワク感が伝わってきました。
純粋に野球を楽しむ少年の顔、そのものでしたね。
この後、そのブランコを涼しい顔で三振に切ってとります。
いや~、それにしてもこの藤浪君。
ストレートが実に魅力的ですね。
初速と終速に差がなく、むしろ手元からグングンと伸びるようにバッターに向かっていくストレート。
それに加えて、まるでフォークボールのようなスライダー。
さすが、ドラフト1位の名に恥じぬ、素晴らしい投手でした。
さて。
その藤浪もまだ高卒新人。
ストレートに勢いがあろうとも、コントロールミスも多く、付け入る隙がなかったわけではありません。
ヒットはそれなりに出ていましたが、残念ながら得点に結びつけることが出来ず。
逆に完璧なまでの立ち上がりをして、3回まで一人もランナーを出さなかった三浦が、4回に先に失点してしまうという悪い流れでした。
野球はこういうことが良くあります。
特に今の横浜は一時期ほど打線は活発ではありません。
先制点がとれなかったことが全てでした。
先発の三浦は4失点ながらも7回まで力投!
試合を作るという最低限の仕事はしましたね。
残念ながら甲子園では1勝2敗。
打線が湿り始めています。
1番石川に当たりがとまっているのが心配ですね。
また切り替えて戦って欲しいです!