アジアユースオーケストラ東京公演2024(8月31日・東京オペラシティ) | ベイのコンサート日記

ベイのコンサート日記

音楽評論家、長谷川京介のブログです。クラシックのコンサートやオペラなどの感想をつづっています。

34年目を迎えたアジアユースオーケストラ(AYO)。厳しいオーディションで選ばれた103名の若い音楽家たちが3週間のリハーサルの後、3週間アジア各地をツアーする。若さが爆発する演奏はレベルが高い。

 

プロのオーケストラに匹敵する技量もあるが、何よりの魅力は、彼らにしかできない青春の輝き、爆発的なパワー、清冽な叙情。

毎回胸が熱くなるような演奏は、アジアユースオーケストラならではの魅力。

この日もガーシュウィン「《ポーギーとべス》組曲」、レスピーギ《ローマの松》、バーンスタイン「ウェスト・サイド・ストーリーからシンフォニック・ダンス」、ムソルグスキー《展覧会の絵》で弾けるばかりの勢いのある演奏を聴かせた。

 

指揮はヤデル・ビニャミーニ。6月21日に新日本フィルを指揮して、今日と同じガーシュウィン《ポーギーとべス》組曲とバーンスタイン「ウェスト・サイド・ストーリーからシンフォニック・ダンス」を披露したが、演奏はアジアユースオーケストラのほうが活気があり、楽しい。

 

詳しくは「音楽の友」コンサート・レヴューに書きます。