オーボエ奏者 ラモン・オルテガ・ケロ 日本初のリサイタル 小澤征爾水戸室内管弦楽団の会場で久しぶりにコンサート・チラシをもらい、ラモン・オルテガ・ケロのリサイタルを知る。 難関のミュンヘン音楽コンクールで優勝、20歳でバイエルン放送響の首席に就任。 2012年のバイエルン放送響のベートーヴェン・ツィクルスでのソロが忘れがたい。艶のある音色、どこまでも柔軟でしなやかなフレーズ、音楽が次々とあふれ出てくるような豊かさ、彼のソロが始まると音楽が華やかに色づいた。 思わずチケットを申し込んだ。残券がわずかにあった。