夫婦間のお悩みって多いですよね。
男女のお悩みで思い出すのが、
『文庫版 話を聞かない男、地図が読めない女』
アラン・ピーズ 、バーバラ・ピーズ (著) 藤井 留美 (翻訳)
という本です。
20年以上前に大ベストセラーになった本で、私はブームが去った頃に古本屋で文庫版を見つけて買いました。
とても面白くて何度も読み返していたのですが、特にタロットを始めてからは、男性性・女性性の勉強にとても役立っています。
古今東西、100年前のアメリカだろうが今の日本だろうが、男女の間にいざこざはつきもの。
多くは、男女の性質の違いからくる誤解が原因。それを男脳・女脳という言葉で分析している興味深い本です。
先日勉強会の夫婦のお悩みで、「夫育て」というワードが上がったので、
「夫育てとは?」とタロットで引いてみました。そしたら、
メインカード「皇帝」
サブカード「愚者」が出ました。
皇帝は分かりやすいですよね。主導権を握ってコントロールしていくカード。
しかも、一国の王様は政治家なので考えなしじゃありません。うまい具合に策略をめぐらしながら、自分のしてほしいように相手に動いてもらいます。
「愚者」は何だろう??と思ったのですが、「アホっぽくするのも策略の内」ってことかなあ?と、私は思いました。
学生時代の友人で男子をはべらせている子がいたんですけど、その子は上手でしたねー。
女子といる時は頭が良くてかなりのしっかり者なんです。
でも男子の前では、「できな~い、わかんな~い、持てな~い」(笑)
男に頼るといっても受動的で依存的なのではなく、見事にイニシアチブを握っていました(笑)
個人的には、「太陽」が出るんじゃないかな?と予想したんですけどね。
例えば、犬の訓練士とか水族館の調教師って、「太陽」っぽいと思います。
「力」のカードのライオンみたいに、力づくでは制御できない。
自分と違う種類の動物にどうやって言うことを聞いてもらうか?
動物の習性をよく知って、いかに上手にのせられるか?
イルカにジャンプ!って言っても飛ばないとしたらどうするか?
調教師「じゃあさ、訓練はやめてボール遊びしない?」
イルカ「それならやってもいいよ。」
遊びながらだんだんボールを高く投げていって、
「ジャンプって意外に面白いなー」と思わせたところで、すかさず輪っかを用意するなど、工夫すると思うんです。
試してみて失敗・成功あると思うけれど、懲りずに投げかけていく。そしたら動物から何かしら反応がある。
夫にお手伝いを頼む時に、
「前言ってたのと違う!!」と言われることがあるのですが、そういう時、
「犬はコマンドを変えると混乱するから統一するように」という話が頭をよぎったりして。
もしお願いを聞いてくれたら、ドッグトレーナーさんが「よーしよし、グッドボーイ、グッドボーイ」って大げさに褒めるみたいに、感謝を伝えると良いのかも!?
犬と一緒にするな!と言われそうですが(汗)
いや、決してバカにしているのではなく
(^_^;)
つまり、他の動物に対するくらいの心構えが必要というか。そのくらい、男女は性質に違いがあるということです。
「コマンド」という単語の意味は、「命令する・指揮する・率いる・支配する」などがあるそうで、これってまさに「皇帝」のカードですよね。
でも、あんまり妻が「皇帝」をやってしまうと、夫が「女帝」になってしまう。
全部一人でやってしまうと手伝ってもらいにくいのは仕方ないかな、と思います。
だから、「ちょっとアホっぽくするのがポイントだよ」と「愚者」のカードは言ってるのかな?と思いました。
ちょっと大丈夫か?危なっかしいなーって人の方が、支えなくては!と思いますものね。
ネットや本の知識によると、男の人はなんだかんだ言っても、女の人を喜ばせたり役に立ちたいと思ってくれているのだそうです。
だとしたら、ありがたいことですねえ。