前回ソードペイジについて書いたんですけど、
私のタロットの先生がYoutubeでコートカードについて語っている動画
を拝見して、ちょっと加筆修正しました。
うーん、確かに決めつけには気を付けないと!!
同じ人でも他の人との関係性や状況で変わってきますものね。
妹の前では姉、母の前では娘、夫にとっては妻、子どもの前ではお母さんの顔。
星座や四柱推命もそうですが、ある程度決めつけて、カテゴリー分けしていかないと占いが成立しないとは思います。
でもタロットは特に、もう一度引いたら他のカードが出ますから、多面的なところが魅力なんですよね。
コートカードはペイジ→ナイト→クイーン→キングという順で大人になっていくのは確かなんですけど、ペイジには、そのスートの力を始めていくという意味もあります。
ワンド(火)なら情熱、ソード(風)なら言語や思考力、カップ(水)はイメージ力、ペンタクル(土)は体験。
そこでちょっと思ったのですが、
例えばソードペイジなら、人に意見や気持ちを言葉で伝えるのを始める段階になります。
小さい子がじれて「イーッ」ってなっちゃってる時に、お母さんが、「何がイヤなの!?ちゃんと言ってごらんなさい!」と言って、ますます地団駄踏んじゃうみたいなことがあります。
まだボキャブラリーが少なくて、上手に伝えられないので、お母さんがどうやっても「コレジャナイ感」になる。
例えば、頭の中に国語辞典があるところを想像するんですけど・・・。
もしソードキングなら、図書館にあるような分厚い辞書がたくさん頭に入っていて、そこからその場にふさわしい言葉を瞬間的にチョイスして、相手と上手にコミュニケーションできるでしょう。
でも、ペイジは小さい辞書しかない(男は黙ってとか、お父さん九州男児だからとか)または大きな辞書はあるんだけれど、何かがネックになっていて上手く伝えられない場合もあると思います。
そうすると印象的には、ぶっきらぼうとか、「そんな言い方しなくたって。もっと他に言い方あるでしょ?」みたいな感じを受けるかもしれません。
「気持ちを言葉にする」ってどういうことだろう?と最近思います。
ドリカムの「大阪LOVER」という歌があるのですが、個人的にはあんな感じがベストだなー、と思います。
遠距離恋愛で、彼からのプロポーズを待っているんだけど、我慢できなくなって自分から気持ちをぶっちゃけてしまうという、なんとも可愛いらしい曲なんです。
大阪の人が聞いたら寒気がするかもしれない(笑)エセ大阪弁で、一生懸命な彼女。
こんなふうに言われたら、グッとくるでしょうね。
何度ここへ来てたって
「一緒に住まへんか?」とは言わないし
楽しそうにしてたってそこは内心めっちゃさびしいんよ
近そうでまだ遠い大阪
覚悟はもうしてるって大阪のおばちゃんと呼ばれたいんよ
家族と離れてたってあなたとここで生きていきたいんよ
東京タワーだってあなたと見る通天閣にはかなわへんよ
なんでそんなに笑って!
一生に一度の告白やんか!
恋しくて憎らしい大阪
何度ここへ来てたって
また来るのはあなたがおるからやもん
楽しそうにしてたって
それはあなたがここにおるからやもん
どんだけけんかしたってあなただけほんまに大切やもん
「もうこっち来いや」って言って
ああ!!!催促してしもたやないの
近そうでまだ遠いか?大阪
恋しくて憎らしい大阪!
「大阪LOVER」 DREAMS COME TRUE 作詞 作曲:吉田美和
彼のプロポーズを待ってるお悩みで、
「私との将来どう考えてるのよ!?」みたいに、つい責めた口調になってしまったり、我慢して聞けなかったりして。
ホントは彼とずっと一緒にいられる確約がなくて不安とか、素直な気持ちがある。
女性は感情の生き物だから揺れやすい。
水が入れ物に収まるように、指輪という形があると安心するのかもしれません。
(世間体のために早く結婚したいとかはまた別ですが・・)
「大阪LOVER」の主人公の女性は、いいお手本だな、と思います。
女子アナみたいに上手にしゃべるのは才能なので無理ですけど、下手でも一生懸命伝えてみるのは大事ですよね。