10番・「運命の車輪」が苦手という記事を以前書きました。

 

 

相変わらず私は苦手ですねー(汗)

「運命の車輪」は、生命の木では、

「どーせ分かんないんだ」っていうところに当てはまります。

どんなに準備しても、想定外までも想定して備えたとしても、どーせ先のことなんて分かんない。

だから占いに聞きたくなるんですよね。でも、それだって当たるか外れるか分かんない。

 

占っていて「運命の車輪」が出ると、

大黒摩季さんの『空』という歌を思い出します。

 

今なら 海へ向かうバスに間に合う

今度だけは

見過ごしちゃいけない気がする

 

「空」 作詞作曲:大黒摩季

 

運命の周回バスは、定期的に巡ってくる。

でも、そのターニングポイントで、いつも同じ選択をしてしまう。

だって分かんないことしたくない。えーん

その結果、行き着く先も同じで、何度も同じ悩みを抱えることになる・・・。

特にウエイト版の「運命の車輪」にはそういう意味が込められています。

 

幸せ行きバス、発車します!

 

占いでもいろんなお悩みで頻繁に出るカードなのですが、

“人はよく知らない幸福より、よく知ってる不幸の方がいい”

んだそうです。

「え!?不幸ってわかってるのに何で?」って思うかもしれませんが、そのくらい知らないことは怖いんです。

それでいつも、バスを見送ってしまう。

 

でも、持って生まれた性分ってありますから、

無責任にドンっと背中を押すのも押されるのもあまり好きじゃないんです。

 

そういう私みたいなビビりんぼの人は、

まず、準備から入ってみてはどうか?

何も考えずバスに飛び乗って!なんて言いません。

 

私の祖父と父は大工でしたが、父が良く言ってました。

段取り八分(だんどりはちぶ)

正式には、「段取り八分、仕事二分」と言うそうです。仕事の八割がたは準備で決まる、という意味です。

養生テープで塗装がはみ出さないようにしたり、

仕事の動線を確保したり、

道具を良い状態にしておくこと。

子どもの頃読んだ、リンカーン大統領のエピソードでもそんなのあったな。

“木を切るのに6時間あったら、そのうち4時間は斧を研ぐ時間”と言ったとか。

 

こういうのって、イメージの力ですよね。

 

漫画「ワールドトリガー」の中にそんなシーンがありました。

なかなか思うように戦えなくて、訓練で悩んでる主人公・修(オサム)君への、師匠・烏丸君のアドバイス。

 

「それはおまえに反撃のイメージがないからだ。」

 

「まず先にイメージがあって身体の動きがそれを追うんだ。

体が勝手に動くわけじゃない。」

 

「自分が目指す最高の動きをイメージしろ。それに近づくためにはどうすればいいか考えて動け。

「訓練」はそのためにある。」

 

(葦原 大介 (著) 『ワールドトリガー』 6巻 第50話 より)

 

もし実際やるならどんな感じになるかな?手順はどうかな?

リアルに想像してみるうちに、方針が決まって体が動く。

タロットで6番「恋人たち(イメージ)」の次に、

7番「戦車(突進)」が来るのは、そのためだそうです。

 

 

「戦車」は確かにチャレンジのカードだけど、突っ込む前に。

まず、あなたの目標をどこに定めますか?

分からないならそれを考えること自体が、戦車のチャレンジです。

 

そして、戦車の目標を定めるために必要なのが「正義」の情報収集。

まだ自分の知らない知識があるかもしれない。

それに関する本が出てるかも?

ネットの記事やyoutube番組があるかも?

詳しい人に聞いてみてもいい。

 

おそらく、不安な人の多くがこれをやってない。

気が乗らないんですよね、不安の中身を見るのは・・・。

 

でも、ビビりな性格ならしょうがない。

持って生まれた性質に無理するのって良くないです。

まずは小さいハードルから。

 

そしたら、すこーし感じ分かるかもよ?

分かったら、あとはあなたのタイミングでどうぞ!

 

10番・運命の車輪(ウエイト版)