今日は2023年の春分ですね。
思ったことを書いておきます。
生命力の根源、エースからの力を通すパスに当てはまってるのは、
「マジシャン」と「愚者」のカード。
愚者のカードは一寸先は崖。それでも飛び込むファーストペンギン。
タロットでは、0番・愚者の魂が、経験をしたくて実体化したもの、ストンとこの地球上に降り立ったのが1番・マジシャンと言われます。愚者の22枚の冒険の旅。
「彼は経験を探し求める霊である。」とも。
例え弱い体だったとしても、この設定でやってごらん。苦しいからって制限を無くすのでは意味がない。
だって魂は入れ物なしでは「体験」できないから。
超えられない深淵へとつながるパスに当てはまってるのは、
「戦車」と「司祭」のカード。
向かって左は7番・戦車。
土星の制限の下で、下半身は重い石に埋まったままで、それでも挑むのが戦車。
向かって右は5番・司祭。
信念なき者は司祭を通れない。人間のプライスレスの高貴な部分。
スピリットは生命力。物を動かすエネルギーを人は力と呼ぶ。物が動くとき、まるで生きてるみたいって言うのはそのため。
なんでもあり、いい・悪い二元論に分けない生命の木の、唯一絶対のルール。
生命の自由と可能性を奪うものは絶対ダメ。だから生命の木って言うんだよ。
全ての力の根源・エースのエネルギーが、
信念やスピリット(5番・司祭)をもって、
無限の可能性に(0番・愚者)
ビナーの制限の下で(1番・マジシャン)
戦う意思を持った。(7番・戦車)
この春、土星は水瓶座を去り、冥王星が水瓶座に移動し始める。
(水瓶座の時代と言われるわけ)
水瓶座の支配星は土星と天王星。
天王星には、土星(ビナー)の制限を突破するという意味があるけれど。
占星術の星座の前後の意味が極端に違うのは、前の星座を否定するのではなく、前の星座を踏まえて、その上で超えていくようになってるからだという。
水瓶座は、制限を設ける土星と、そこからフリーになろうとする天王星という、真逆の二つの支配星を持つ不思議な星座。
天王星が発見された1781年。アメリカ独立戦争や、フランス革命や、産業革命の波が押し寄せた時代に合わせて意味がつくられた。
「自由・平等・博愛」はフランス革命の基本理念。AIなどのテクノロジーも水瓶座の分野に入るだろう。
でも、アニメで見た『銀河鉄道999』の機械の体の世界には、自由も平等も博愛もなかった。
テクノロジーはあっても、そこに生命の輝きがなかった。
共産主義のような見た目の平等は、水瓶座のボーダーレスではない。
天王星は水星の高次元だというけれど、水星は止まっていられない星。止まったら死んでしまう。
移動の自由や精神の多様性を持った上でのボーダーレスを目指し、土星のピラミッドをフラットにするとしたらどうだろうか?
もしかしたら水瓶座は、土星の制限を知り、受け入れ、その上で生命を輝かせるために、深淵に挑むのかもしれない。
なんてことを、この春は感じています。根拠はないけれど。(^_^;)