私は〇〇座です、と言うときの星座は太陽星座です。
現代占星術では太陽星座が一番のベースで、その人が輝く方向です。
それに加えて、もっと細かく配合を見てみるのが、個人5天体と呼ばれるものです。
太陽、月、水星、金星、火星、の5つです。
そう考えると、12星座は12色の絵の具のようだなーと思います。
Thomas WolterによるPixabayからの画像
例えば一口に「青」と言っても、グラデーションは微妙で、どっからどこまでが「青」なのか?線引きは難しいですよね。
ためしに部屋の中見渡してみて、青いもの、探してみてください。
あれも青、これも青だなーと思いませんか?
赤が入れば紫っぽい青だし、白が入れば水色っぽい青になります。
例えばですが、牡羊座が「赤」だったとして。
でも、AさんとBさんで、こんな風に他の4天体が違っていたとしたらどうでしょう?
この絵の具を全部混ぜたら、同じ赤でもちょっと違ってきます。
ベースの色(太陽)は同じでも、
「もうちょっと、この色が入らないとこの人じゃないんだよな~」
っていう微妙なところが出るのが、個人天体の面白さだと思います。
ただ、生年月日で占う占術の弱点としては、生まれ時間が分からないとか、分かってもちょうど切り替えの狭間に入ってしまっている人もいることです。
それでも、時間不明でも5天体中いくつかは判明しますし、日によって、何時に生まれてもほぼ天体が変わらない日もあります。
実は私も生まれ時間がはっきり分からないんですが(-.-;)、幸い変化の少ない日だったのでだいたいの見当はついています。
じゃあ、こういうの知ってどうするのか?って言いますと・・・
やっぱり、ケンカしちゃったときとか、人間関係うまくいかないときに、役に立ちます。
もちろん占いなので、全部「仮の話」にはなるのですが。
それでも、「もし、星占いで当てはめるとしたらどう見えるかな?」
って考えてみることができることは便利だと思います。
以前、友人の妹さんの娘さんで、保育園で全然言うことを聞かなくて、団体行動ができずに困っているという話がありました。
でもその子は物おじせずはきはきしていて、友人(叔母の立場)から見るとぜんぜん問題なく見えるんだそうです。
ただ、お母さんの立場としては、園で注意されたり困ってしまいますよね。
その子のお誕生日を聞いてみたら、独立心の強い星座がたくさん入っていました。
「我が道を行く」って感じの(笑)
まあだからと言って、社会性を学ぶ場でもあるので、合わせなくていいってことにはならないんですけども。(^_^;)
でも、肝心なのはお母さんの気持ちの持って行きかたです。
「ふーん、この子、星占いで見たらそういう感じなのかー。」ってことですね。
特に太陽星座はその人の長所になるので、
結局、「じゃあ、まあーしょうがないか(笑)」って結論でした。
こういうのって、ある意味決めつけだとは思うんですよ。
でも、誤解を恐れずに言えば・・・
「いい意味で」星座のせいにするって、私はありだなって思うんです。
だってこういうことって、別に12星座じゃなくても、フツーに日常の中でけっこうやってるからです。
「お父さん九州男児だから」とか。
(いやいや、九州の男の人でも愛想いい人いるって)
「まあ、思春期だからねー」とか。
(それ、思春期かんけーなくない?)
「男の子だったら泣かない!」とか。
(そんな無茶な・・・^_^;)
いろいろ心の中で突っ込みつつも、そういうことにして腑に落としたり、スルーして心を収めるってこと、あるんですよね。
もちろん、家族や親しい人だったら、決めつけずにちゃんと話し合ったり、多面的にいろんな面を知っていくことが一番大事だと思います!
でも、会社の人とか遠い関係性の人だとそこまでしていられないので、星座を聞いてみるとスムーズにいくかもしれません。
地星座が多いから報連相はこまめにしておこうかな、とか。
相手の怒りそうなポイントを予測して気を付けたりとか。
相手が自分と同じだと思うところに、トラブルって出てくるものなので。
お相手の色を頭の片隅に入れておくと、人間関係のグラデーションをストレスなく受け入れることができるかもしれませんね。