前回の記事の続きです。

じゃあ、「風の時代」「水瓶座の時代」ってどんな時代だと思う??ということについて、超個人的な意見を含めながら語りたいと思います。(^^)

 

そもそも、空にある星が個人の性格や時代に影響すると全面的に信じるのは、私には難しいです。(^_^;)

ただひとつだけ言えるのは、タロットもそうですが、「占いという学問の理論」に乗っかって現状を見てみることが、実際の生活に役に立つことがあるということです。

 

水瓶座の定義に乗っかってみると・・・よく言われているように、

山羊座や地の星座に関わっていたもの(物・お金・不動産・権力・階級など)を重視する時代から、思考・理論・情報・コミュニケーション、自由や平等が力を持つ時代へ、ということになると思います。

 

山羊座のルーラー(支配惑星)は土星で、

水瓶座は土星と天王星のダブルルーラーです。

土星は「制限」を与える星ですが、

天王星は「土星の制限を突破する」という意味があります。

 

以前こちらの記事の水瓶座のところにも書きましたが、

12星座は前の星座を否定するのではなく、

「超えていく」のだと私は習いました。

 

私はたまたま、身近な人の水瓶座率がとても高いのですが・・・

彼ら・彼女らは、空気を読みません(笑)

私なんて気を遣うタイプの星座なので羨ましいくらい(笑)

同調圧力なんて関係ないし、みんな自分独特の考えを持っています。

クールで論理的なのにもかかわらず、オカルトやスピリチュアルな話をすんなり受け入れるところがあります。

普段全然、不思議好きでも何でもない現実的な人なのに、「宇宙人?そりゃまあ、いるんじゃない?」なんてサラッと言ったりします。

 

そう思うのは、私が勝手に12星座の性格に寄せてるせいなのか?

それとも、生まれた時の太陽の位置が性格に影響するなんてことが本当にあるのかどうか?は分かりません。

 

でも、もしかしたら・・・・

「水瓶座の時代」というのは、それこそ、そういう「宇宙の謎」や「この世の法則」が、ちゃんとした理論や根拠を持って分かってくる時代になるのではないか?

と、思ったりします。

もちろん永久に分からないことの方がずっと多いとは思いますけども(^_^;)

 

これまで、スピリチュアルや伝説や占いを信じたり、「なんかわかんないけど不思議だよね~」ということに対して。

または、「今の科学ではここまでが限界、そんなのは夢のまた夢だよ」と言われてきたことに対して。

「別に不思議でも夢でもない。こうだからこうなんです。」と分かることが、出てくるのかもしれない・・・と思います。

 

 

私の超個人的なイメージですが・・・

水瓶座って言うと浮かんでくるのは、「ドラえもん」です。

 

例えば、ドラえもん映画で「ドラえもん のび太の魔界大冒険」というのがあります。

「もしもボックス」を使って、もしも今のように「科学」ではなく、「魔法」が発達した世の中になったら?という世界を描いたストーリーです。

ドラえもんの四次元ポケットや道具は不思議ではありますが、漫画やアニメの中ではちゃんとそれなりの理屈がある「科学」の道具です。

ドラえもんの世界に魔法はなく、魔法は信じるだけの迷信だと、のび太君は笑われます。

 

両者の違いは、「理屈が通るかどうか?」です。

「科学」は「魔法」ではなく、「手品」です。「タネも仕掛けもある」んです。

 

タロットカード1番「奇術師」のように。

 

この世にある道具、設定、宇宙の法則にのっとって手順を踏めば、必然的にそうなる、と説明がつくものです。

発明とは“宇宙の法則を発見すること”なのです。

 

エジソンくんがとんでもない数の発明したのも偶然やない。

発明ちゅうのは、世界に存在する隠れた法則を発見する行為そのものやからな。 

(水野敬也 著 『夢をかなえるゾウ』より)

 

魔法は物を出したり消したりできますが、この世では、氷は水に、水は水蒸気になっただけで消えたわけではありません。コインを出す手品なら、あらかじめ袖の中に隠し持っていたりして、「まるで魔法みたいに見せる」だけです。

 

でも、「理屈を知らない」ことは、「何でも魔法みたいに見える」ものです。

江戸時代の人がクーラーやレンジを見たら、魔法の箱だと思うでしょう。

テレビの中には小さい人が入っていると思うかもしれません。

 

魔法だって、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」でキュゥべえが「ボクと契約して魔法少女になってよ」と言ったように、

魂を売るという意味では、無から有を生み出すのではなく、普通に等価交換なのかもしれません。

 

そんなふうに、もしかしたら・・・

占星術も、それが「当たる」と言われる理由が、ちゃんとあるのかもしれません。

 

2000年以上前に、古代ギリシアでアリストテレスが惑星の意味を作ったとき、そこには当時の自然科学からのロジックや宇宙モデルがあったこと。

天王星の意味や、12星座の性質を作ったのはアラン・レオで、そこには神智学協会の思想があったこと。

タロットなら、ウエイト版が生命の木や、神秘主義の考え方によって形作られたということ。

 

発祥の起源を知っても、ではなぜ、その人たちがそういうロジックや思想を持ち、

占いというものが今日まで言い伝えられ、こんなにも世界に広がったのか?は謎です。

昔の人は純粋で、それを素直に皆が信じたからでしょうか??

私はちょっとそこが疑問なのです。

 

昔の軍師の物語などでは、星読みがついていてアドバイスします。

今でも大安・仏滅などの、暦を気にする文化があります。

 

占星術が時代を予測するというのなら、時代を動かす者たちもまた、星を利用するのではないでしょうか。

そこには、宇宙の法則を知る者の存在があったのかもしれません。

 

制限を超えるという意味では、体や寿命なども物質的な限界に入ります。でも、

それは決して、土星の制限をただ壊すのではないと思います。

 

なぜそう思うかと言うと、

先に書いたように、水瓶座は土星と天王星のダブルルーラーだからです。

土星の制限を知り、受け入れ、その上で、超えていこうとする。

映画「マトリックス」の主人公が真実を知る薬を選んだように。

アニメ「銀河鉄道999」の主人公が、永遠の命よりも人でいることを選んだように。

 

水瓶座のキーフレーズは「I know」。または、「I solve」。

私は知る、私は解く・解明する。

天王星は知性の星である水星の、さらに高次元とされる星です。

つまり、すっごい知性です。

 

上から言われたことを信じるのではなく、自分で考え、理解し、納得しようとする。私の周りにいる水瓶座も、そんな人達です。

 

「みんなにとっての当たり前」に疑問を持ち、そこに理屈をつけ、世界の真理を分かろうとする水瓶座の探求心が、時代に影響してくるのかもしれない・・

 

と、ちょっと思ったりする今日この頃なのです。