はじめまして。タロットと西洋占星術と石好きのアオタマと申します。
さて、今日からブログを始めることにしましたが・・・
なんとちょうど2022年の春分の日ですね。
春分の日は星占い界隈では、宇宙元旦なんて言い方をされますが、それは星占いが空の春分点を基準にしているからでしょう。
つまり星占い的には、新年の切り替えはここからと言えるのですね。
私個人的には。。。
この局面で、ずっと心にあるのは
タロット9番、「隠者」のカードです。
ウエイト版↓
ここで胸をよぎるのは、
THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇 」という歌です。
※アメブロはJASRAC管理楽曲の歌詞掲載が可能ということなので、一部掲載させていただきます。
見てきた物や聞いた事いままで覚えた全部
でたらめだったら面白いそんな気持ちわかるでしょう
答えはきっと奥の方心のずっと奥の方
(「情熱の薔薇」 THE BLUE HEARTS 作詞作曲:甲本ヒロト)
私はTHE BLUE HEARTSが昔から好きで、もちろんザ・ハイロウズやザ・クロマニヨンズも好きです。
タロットをしていて9番「隠者」を思うとき・・・
特にこの2022年の春分には、ぴったりの歌詞だと思います。
隠者は世の中に背を向けて隠遁しているおじいさん哲学者です。
世の中と距離を取り、「みんなはそうでも自分にとってはどうか?」を常に考える人です。
隠者が疑問を持つのは何に対してでしょうか?
それはタロットの5番「教皇」の世界に対してです。
こちらは世の中の常識です。
世の中的にそうするのが普通、多数、良い、正しいとされている世界観です。
私たちはこの世に生まれて、外側からのいろいろな影響を受けて育ちます。
テレビのニュース、読んだ本、学校で習った歴史や、親や先生や会社や国の言うこと・・・・etc
これは自分の考えだって思っていたもの、自分の信念ですら、知らないうちに影響を受けていることがあります。
でも、それ全部ウソだったらどうする?ってこの歌の歌詞は問いかけてきます。
答えは自分の心の奥にしかない。心のずっと奥の方・・・・。
そこにランプを照らして、
重箱の隅をつつくように、
隠者のおじいさんは
「それって本当なの?なんかおかしくない?」
と世の中にツッコミ出します。
めんどくさいですね(笑)
でも、きっとそこにしか真実はないんです。
そしてこのおじいさんは賢いんです。
今、このご時世で世界中が揺れていますが、そんな時こそ、心の中にいる賢者に聞いてみてください。隠者は目に見えないところを見る人です。
逆に目に見えるところとは、例えばテレビのニュースやSNSのトレンドなんかで上がってくるものです。そういうところに隠者の知りたい情報は転がっていません。
もっと深いところに、自ら率先してランプの光を当てていく作業、
隠者の視点が問われている局面に、
時代は来ているのではないでしょうか?
2022年の春分に、そんなことを思いました。