【乱読NO.2395】「価値を創造する会計」天野敦之(著)(PHPビジネス新書) | D.GRAY-MANの趣味ブログ

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[ 内容 ]
会計は、無機質でつまらない数学の羅列、あるいは記録と管理のためだけのツールではない。
本来の会計とは、価値を創造し、ビジネスを成功に導き、社会をより良くするために役立つものである。
企業の様々な活動が、財政状態と損益にどのような影響を与えるかを大局的に捉え、企業活動の本質を理解するために必要不可欠な「会計的思考法」を解説するのが本書。
経営者、ビジネスパーソン必読の書。

[ 目次 ]
第1章 会計の目的と基本的な仕組み(何のために会計を学ぶのか 会計の目的 ほか)
第2章 企業の財政状態と損益を大局的に捉える(企業活動は三種類に分けられる 資金の調達 ほか)
第3章 企業活動の本質を会計から理解する(企業活動の本質は価値創造 企業が創造すべき本源的価値 ほか)
第4章 ビジネスを成功させるために大切なこと(本源的価値を生み出すために ビジネスを成功させるために大切なこと ほか)

[ 問題提起 ]
会計から経営を。

さらに自然界の法則にまで会計を高めた1冊です。

[ 結論 ]
会計は数字の計算だけでなく、お客様や働いている人の心を映し出す鏡の存在として機能するものだということがわかりました。

株主、お客様、従業員、取引先・・・関わる人たちに「価値」つまり「幸せ」をいかに創造するのが大切なのです。

そのためにビジネスパーソンは「志」が必要だと著者は言う。

[ コメント ]
多くの人を幸せにする思考を会計という側面から学びたい人にお勧めな1冊です。

会計学から経営脳を鍛えましょう!

[ 読了した日 ]
2009年4月16日