[ 内容 ]
モチベーションは自分でコントロールできる!
やる気を増減させる要素「才能・特技」「ビジョン・目標」「内的/外的モチベーション」「人間関係」「環境設定」のそれぞれについて解説し、いかにしてモチベーションを高めるかに言及。
スポーツ選手のエピソードも多数収録、また自己診断チェックも盛り込んだ“セルフトレーニングブック”。
[ 目次 ]
序章(はじめに やる気のメカニズム ほか)
第1章 才能・特技(自分のスキルを再確認する 裁量権を広げる ほか)
第2章 ビジョン・目標(ビジョンと目標は違う 全員がビジョンを共有する ほか)
第3章 内的・外的モチベーション(ハーズバーグの二要因説 達成感がやる気を高める ほか)
第4章 人間関係(チームのために エゴグラム ほか)
第5章 環境設定(仕事に優先順位をつける 起床後五時間に「重要な仕事」を ほか)
[ 問題提起 ]
十代にこういう本に出合えると良いのではないのでしょうか。
だいたい20過ぎれば聞いた事がある事が多いですから。
ただ、それを実行できるかどうかが大切ですよ。
[ 結論 ]
巻頭のモチベーションレベルチェック用紙が面白い。
ある意味で立ち読みでも済ませられますが、テスト結果でレベルが低く出た人は確かにじっくり読んだ方が良いと思います。
でも こういう本を読める人は平均より上な気がしますが。
前向きに仕事に取り組む為にはどうすればいいか。
著者に よるとまず与えられた仕事に対するプライドをもち、ベストをつくすことで他人との比較でなくプロセスを評価できるように自信ができる。
その中で達成感をもてるようになり、最終的に自己実現欲求が基になって仕事に前向きに取り組めるようになればよいらしい。
[ コメント ]
他面白い記述としては、
1:世の中は仕事ありきで自分にあった仕事を見つけようとするのは違う
2:具体的な指示を、少しきつめの課題を出す
3:指導する側は裏方に徹して指示を出し主体性をだす
などです。
[ 読了した日 ]
2009年3月10日